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2009年1月

円高

今日の金曜日と明日は雨rainのようですね。
週明け2月3日には水天宮の節分豆まきがありますので、天気が回復してくれるとよいのですが。
ちなみに、去年の豆まきの日は雪でした。
今年も甘酒いただきに行こうかと思っていますhappy01

円高だとか、ユーロ安だとか、あまり日々の生活には縁遠いお話だと思っていました。
ところが、アメリカから本を購入するときに、実感しました。
インターネットの本屋さんamazon.comで、洋書の専門書をよく購入します。
専門書は結構なお値段するのですが、1冊160ドルの本であってもかなり違います。
これまで1ドル120円だったころと比べても、1ドル90円では4800円も安くなっています。
計算すれば当然のことなのですが、まさかこんなところで恩恵を享受するとは。

専門書の場合、日本で書かれている物もあります。
しかしながら、アメリカやイギリスで書かれた物はかなり優れていまして、物によっては国内でも翻訳して訳本が出版されます。
その翻訳されるまでは時間もかかりますので、そのまま洋書を購入する方が、安価ですし、早くに欲しい内容を読むことができます。
もちろん、翻訳される予定のない良書もたくさんあります。
そのような場合は、オリジナルしかありませんので、あまり迷わず購入です。
専門用語の英和辞書は欠かせませんが。

海外旅行には行けませんが、それでもこのようなラッキーなことがありました。
本当に別の本をもう1冊買っちゃおうかなthink

意外なところに-ブルーベリージャム-

休診日でもいつもは動物病院で朝食をとるのですが、今朝は入院中の子達も落ち着いていましたので先に診察をした後に、ちょっとだけ離れてドトールに行きました。

うちの動物病院の近くにあるドトールは3件ありまして、日本橋浜町のトルナーレの1階、日本橋人形町、そして箱崎です。
今朝は箱崎のドトールです。

注文したのはトーストとジャムとコーヒーだったのですが、ちょっと驚きました。

最近ブルーベリージャムをいろいろと試していまして、無くなるたびに、毎回違う種類のものを買っていました。
成城石井には、いろいろなジャムがありますので、毎回選ぶときに迷うのですが、それもまた楽しみではありました。

その流れで、今朝もブルーベリージャム(1個20円)だったのですが、開けた瞬間のブルーベリーの香りがこれまでの瓶詰めとは違いました。
小分けになっているから香りが新鮮なのかわかりませんが、すごい!coldsweats02と思ってしまいました。
声には出していませんよ、変な客になってしまいますのでcoldsweats01

通常、味覚は塩味、苦味、甘味、酸味は嗅覚がなくても感じますが、風味は味覚と嗅覚の両方が必要です。
味覚を舌の味蕾が認識して、香りを嗅神経(嗅覚受容器)がとらえて、脳で一つに統合され風味となりますので、どちらも大切です。
どちらかと言えば、嗅神経を刺激された感じです。

探していたわけではありませんが、何気なく楽しんでいたブルーベリージャム選びの中に意外な新星登場でした。

以前、ドトールの社長さんが出演された番組を思い出しました。
何事にもこだわりをお持ちで、ティースプーンも高級なものを使われているとか、ホットドッグのソーセージは、社長自らが工場へ行かれ、何度も何度も試食されて完成したのだとか、そのようなお話でした。
きっと、このジャムにも秘密があるのでしょう。
とても気になります。

話は全く変わるのですが、箱崎のドトールのお客さんは朝からお仕事モードで、まあ当然なのですが、すごく熱気のあるコーヒー屋さんになっていますね。
パソコンを開いて熱心に何かを入力していたり、ノートにいろいろとメモされていたり、僕の横の方は電卓で金利の計算をされていたり。

のんびりブルーベリージャムがおいしいなんて思っているのは僕くいらいのもので、完全に浮いていましたね。
そのあたりで、急にブルーベリージャムの風味も飛んでしまいました。

よし!僕もまた仕事モードに切り替えです。
しかし今日はよいものを見つけました。

テレビ番組

突然の電話で犬の糖尿病について聞かれました。

この電話は、日テレのどうぶつ関係の番組を制作している会社からの問い合わせでした。
番組に使われるのかどうかはわかりませんが、時々テレビ番組の制作会社から電話がかかってきます。

前には、いろいろな生活の中で役に立つ裏技を紹介する番組で、犬のしつけにお酢を鼻にスプレーするのはどうなのか真偽のほどは?というような問い合わせもありました。
「かわいそうですよ。」で、終わってしまいましたけど。
部屋もお酢のにおいで大変なことになりそうですし。
少なくとも僕はそのことについてほとんど知りませんでしたので、個人的な感想くらいしかコメントできませんでした。

ちょっと変わったところでは、アイムスというドッグフード会社のCMに、うちの診察台を貸してもらえないかと言われ、お貸ししたこともあります。
僕はそのCMを観ていないのですが、うちの看護士が観たそうで、確かにうちの診察台でしたと教えてくれました。

このような電話は、いろいろな動物病院にも同じようにかかってきているのでしょうか。
獣医師の集まりでは、あまりそのような話にはなりませんが、きっとかかってきているのでしょうね。

このように書きながら思い出しましたが、以前勤めていた動物病院時代にCSテレビに出演したことがありました。
依頼があったので、経営者に相談したところ、出てみたら?と気軽に答えられてお引き受けしました。
前の動物病院ができたばかりのときでしたが、取材と言いますか、名前を覚えていませんが、女性のタレントさんに職場体験をさせるという番組で、うちの動物病院の体験をさせるという内容でした。
当然ながらテレビ番組ですので、いろいろと打ち合わせをしてから決まったことだけをやってもらったのを思い出しました。

その時に、珍しい動物を用意してもらうことはできませんか?と頼まれました。
これを「ヤラセ」と言うのか、演出と言うのかはわかりませんが、ドキュメンタリー番組ではないので、演出というのでしょうね。

視聴率のないCSテレビですし、どれだけの方が観たのでしょうか。
少なくとも、そのテレビを観たという方が来院されたことはありませんでした。
ちょっとテレビ番組の制作を垣間見た瞬間でした。

今でも、グルメ番組などで、街で偶然に見つけたようにお店に入っていくシーンなどを観ると、あれも何度もリハーサルしたり、前もっていろいろと打ち合わせをしたりしているんだろうな〜と思ってしまいます。

田舎者ですので、テレビというと全く遠い世界の話でした。
最近は、このようにちょっと身近に感じることもありますね。

ちなみに、映画版ガリレオのロケは、浜町公園が中心だったそうです。
清洲橋でロケしていたところに出くわしたこともありました。
残念ながら主演の彼を見ることはできませんでしたけど。
これについてはいろいろと裏話があります。
またの機会に。

劇場には行けませんでしたが、DVDになったら借りてみようと思っています。

股関節形成不全

とてもお元気な年配の方が飼われているワンちゃんが歩きづらそうに診察に来られたのは去年のことでした。

お住まいは、ワンちゃんのお散歩で当院の近くまで来られる距離ではありませんでしたので、どなたかのご紹介だろうと思っていました。
お話の中で、当院のことは、浜町公園で元気に歩き回っていた他のワンちゃんの飼い主さんに聞いたと教えていただきました。

実はその公園で走り回っていたワンちゃんは、股関節の異常があり、両足の手術をしたことがあるワンちゃんでした。

その年配の飼い主さんは、ご自身のワンちゃんにも手術をして元気に走りまわって欲しいという希望をおもちでした。
手術を前提に来院されたのでした。

初診の時に検査をすると椎間板ヘルニアもあることがわかりました。
まずはそちらの治療が必要だったために、望まれていた股関節の手術の前に、椎間板ヘルニアの手術を最初にすることになりました。

椎間板ヘルニアの手術が終わり、数カ月が経ちました。
手術の痕も見えなくなった今年のはじめにしばらくぶりに来院されました。
「次は股関節の手術ができますね」と笑顔でお話されました。

飼い主さんは、股関節の手術を早くやってあげたい、そのような印象を受けました。
普通は手術の決断はどうしても必要な手術でも迷われます。
しかしこの飼い主さんは初めから手術をするために来られていますので、迷いよりは大きな期待をお持ちでした。

その手術は今週はじめに行いました。
股関節の手術は腰近くのいろいろな筋肉をわけるところから始まります。
当然ながら、筋肉の配列はワンちゃんごとに違うわけではなく、当然みんな同じです。
あまり難しい手術ではなく、整形外科では基礎的な手術とされます。
意外と、知っておかなければならない筋肉の配置よりも、使う手術器具の種類の方がずっと多いかもしれません。
ゲルピー開創器、ホーマンレトラクター、骨膜起子、ボーンソー、パワードリル、ダブルアクションロンジュール、骨やすり、ワンポイント鉗子・・・
新人の看護士さんもいろいろな手術器具の名前を覚えるのが大変そうでした。

手術は予定どおりに進み、何も予定外のことはなく、まるで教科書の解説のとおりに進んでいきました。
とは言え、整形外科の基礎、こうでなければ逆に問題です。

あとは、歩きやすさが戻るかどうかです。
ここからは、リハビリと、ワンちゃんの頑張りと、そして神頼み。
椎間板ヘルニアの手術の後、長い間大好きな公園での散歩ができすにいました。
これからはリハビリですから、しばらくはぎこちない歩き方でも、思う存分公園に出かけられます。
2月になったらいよいよ公園再デビューです。
まだちょっと寒いですけどね。

今日、6日ぶりにお家に帰りました。

腎周囲嚢胞

何だか長い名前の病名ですね。

腎臓には皮膜とよばれる膜がかぶっています。
腎臓とその膜との間に液体が貯まる病気です。
雄ネコcatにみられます。
この腎周囲嚢胞と言う病気そのものは、それほど怖い病気ではありません。
しかし、これがあると腎臓の働きが悪くなることがあります。
また、液体がすぐにたまるために、たびたび通院が必要でした。

そこで、思い切って手術をお勧めしました。
腎臓の皮膜を切除して、液体を体の中に逃がす方法です。
これが唯一の解決方法です。

ただし、大きな問題がありました。
このネコちゃんは18歳ですthink
通常は手術をお勧めする年齢ではありません。
しかし、手術をしないとこれからずっと3-4日に1回のペースで通院が必要です。
飼い主様もかなり悩まれたようですが、手術を決心され、昨日手術を行いました。

本当に看護士が一人でよくやってくれて、無事に手術を済ませることができました。
麻酔をかけて、お腹を切開し、腎臓の膜を電気メスでゆっくりと切除します。
途中貯まっていた液体がかなりの量出てきますので、吸引器で吸い取りながらの手術でした。
驚くことに、そのネコちゃんは手術から5時間後には食事をとれるようにまで回復していました。
手術前には苦しそうに大きかったお腹も、手術の後にはもとのお腹に戻ってすっきりとしていました。

そして、手術翌日の今日には退院しました。
飼い主様は本当に笑顔で帰って行かれました。
昨日連れて来られたときとは違う表情に、こちらの方が嬉しくなりました。

18歳でも、とても若いネコちゃんでしたhappy01

オバマ大統領の写真

昨日は寒かったtyphoonですね。
そしてテレビをつけると、当然のことながら、どこもオバマ大統領のことばかりを放送していました。

昨日、丸の内に用事があって、丸ビルにも立ち寄りました。
旧と言っていいのでしょうか、以前からある方です。
昼の12時を少し過ぎていました。
昼食をとろうと思ったのですが、丸の内でお仕事をされている方々が次々に各フロアのお店に流れ込み、すぐに行列までできてしまいました。

ちょっと行ってみようかと思っていた魚の定食を出してくれるお店には、もしかすると一番長い行列ができていたかもしれません。
大きな焼き魚の定食がディスプレイされていて、とてもおいしそうです。
でも、1時には丸ビルを出なければならなかったので、結構待ちそうな、その定食屋さんに並ぶことはできませんでした。

次に見つけたのはKUA 'AINAというハワイのハンバーガー屋さんです。
焼き魚とは全く違いますが、ここの行列は短かったので、並んでみました。
いわゆるグルメバーガーで、お肉が大きくて、ボリュームは黄色いMが目印のお店の数倍です。
(黄色いMが目印のお店でも、最近は大きなハンバーガーがありますが・・)

そこの受付カウンターの後ろに、オバマ大統領の写真が飾ってありました。
ハワイの本店に寄られた時の写真だと書かれていました。
確かに朝のテレビでも、就任直前の最後の休暇に家族でハワイ旅行をされたとありました。
そのハワイでの休暇中にどのお店に行ったとか、何を買ったとか、誰が払ったとか、いろいろと出ていました。
KUA 'AINAに行かれたとはテレビではやっていなかったと思いますが、タイムリーな出来事でした。

KUA 'AINAでは、いらっしゃいませーではなくて、当然「アロハ〜」ですhappy01

用事が済んで帰るときに、コーヒーとクッキーでも買って皇居の方の公園に行こうかとも思ったのですが、極寒の中のビル風にその思いも吹き飛ばされてしまいました。

気持ちはアロハ〜でも、今年の大寒はその名のとおりでした。

PIZZA

イタリアンとか中華とか、取り分けて食べられる物restaurantは、大勢で行くに限りますね。
フランス料理や懐石料理などは取り分けられませんし、かしこまってしまいます。
今日は5名でイタリアンで食事しました。

今の水天宮前の動物病院を開院する前は、江東区の動物病院で働いていました。
京都の大きな動物病院で5年働いた後で、そこの院長先生に、東京で分院をやってみないかと言われ、新しい土地での仕事に緊張と希望をもってスタートした獣医師1名、看護士2名の小さな分院でした。
数年後には看護士が増えて、獣医師1名、看護士3名の態勢になり、この人数で精一杯充実した毎日を過ごしていました。
この江東区の動物病院でさらに5年を過ごした後に、現在の動物病院を開院しました。
ちょうど獣医師になって10年目のことでした。

このときのメンバーは、苦楽を共にしたかけがいのない仲間達です。
そして、現在一緒に仕事をしている看護士も本当によくついてきてくれます。
今日の食事は、このときのメンバーに、現在の動物病院の看護士1名を加えた5名で行きました。
行ったところは、日本橋小網町のプラナ・バルカというイタリアン。
ピザがとにかくおいしいところです。

江東区で仕事をしていたメンバーの3人の看護士のうち、1名はすでに結婚していました。
もう1名は現在の水天宮前の動物病院でもスタート時から一緒に仕事をしていましたが、去年10月に結婚して、去年末で退職しました。
残る1名も今年中に結婚する予定があるようです。

時間が流れて、みんなそれぞれの道を進んでいきます。

今の水天宮前の動物病院の看護士1名は、現在仕事一筋ですcoldsweats01

それぞれの主婦話や、近況報告があり、江東区時代の昔話があり、そしておいしいピザがあり、楽しい時間が過ごせました。
みんなお腹いっぱいで、残念ながらドルチェが入らずに、最後はコーヒーでしめくくりでした。
また3月にでも集まりましょうということでお別れしました。

いろいろな苦労をともにした仲間は、お互いに尊敬できますし、信頼できますし、当然のことながら、幸せになって欲しいと思います。
このように思えるまで共有できる苦楽と言えるものは、中途半端なものではなくて、お互いの限界を超えた頑張りをみた時に生まれるような気がします。

とにかく大切な仲間達と時が経った今でもすぐに集まることができることは貴重なことだと思いました。
coldsweats02気づいたら、ピザの話はほとんど書いていませんでしたね。

FRUIT & HERB TEA

今年の診療開始日から、今日まで毎日手術続きですが、明日は今のところ手術の予定が入っていません。
今日手術をした子と入院の子の治療や外来だけの予定です。
ちょっとホッとするスケジュールです。
今のところは・・ですけど。

昨日帰りに寄った成城石井で、こんなものを見つけました。

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試しに飲んでみたのですが、おいしい!
砂糖を少し多めに入れると、さらにおいしい!!

実は夏にラズベリーのTEAを冷蔵庫にきらさないように置いておくのですが、あまりおいしいものを見つけることができずにいました。
ところが、これはあまり期待せずに買ったのですが、夏に冷蔵庫においておきたい。
そう思ってしまうようなTEAです。

この季節ですので、ホットで飲んでいます。
カフェインが入っていないので、夜でも大丈夫ですよ。

ホッとできる日には、このようなTEAでリラックスですねhappy01

全身麻酔の年齢制限

どうぶつの場合には、何かと全身麻酔をして処置や手術をすることが多いのですが、全身麻酔が必要ですとお伝えしますと、多くの方は心配されます。当然ですよね。

それは、生命に関わる処置であり、しかも100%大丈夫ですと言えるものではないからでもあります。

当院では、必ず麻酔前に血液検査を行い、詳細な身体検査を行います。
その中には聴診、視診、触診などが含まれます。
その後、必要に応じてレントゲンの検査をしますが、これは必須ではありません。

次には注射で短めの麻酔をかけて、その後酸素と混合したいわゆるガス麻酔で麻酔状態を維持します。
その間に処置や手術を行います。

確かに100%安全ですとは言えませんが、実績では今日まで100%大丈夫でした。

その全身麻酔を必要とする処置の前には、当然ながらかなり緊張するものです。
絶対に「もしものこと」があってはいけませんので、ありそうであれば麻酔処置そのものをすべきかどうか再度検討が必要になります。

全身麻酔の安全率100%の実績の記録は継続させたいものです。

今日は、その全身麻酔をかける手術や処置が5件ありました。
不妊手術、開腹手術、内視鏡検査、眼科手術、腫瘍の摘出です。
その中には18歳のワンちゃんがいました。
腫瘍摘出のワンちゃんです。

もしかすると18歳だし、腫瘍をそのまま放置していいのではないかという考えもあるかもしれません。
しかしながら、その子の腫瘍は簡単に取れそうなものであり、さらにその腫瘍からは出血が続いており、手術以外では解決できないと考えたために、手術することを勧めました。
もし手術をしないと飼い主さんは、腫瘍からの出血しながら家の中を歩き回るワンちゃんを追いかけて掃除をしたり腫瘍に包帯をしたりといったケアが毎日必要になります。

これまで長い間のお付き合いがあるワンちゃんです。
たくさんの思いでもあります。
決して今日を最後の日にしたくはありませんので、簡単に手術の話をすることはできませんでしたが、それ以外に解決策がないので、大きな決断でした。

麻酔薬を注射すると普段の半分ほどで効いてしまいました。
これは、体が弱っていることを意味します。
すぐにガス麻酔に切り替えて、迅速に手術を進めました。
手術も早めに終わり、ちゃんと覚めるかどうか気になるところですが、手術中の状態もずっと安定していましたので、全く問題がなく覚めてくれると思いました。

意外とすぐに覚めてくれて大きな声でワンワンが始まりました。
逆に、このワンワン吠えることで体力を消耗するのではないかと、そちらの方が心配になるほどでした。

今のところ、僕の中での最高齢ですね、きっと。
全身麻酔を18歳のワンちゃんにかけたのは。
ネコちゃんには以前18歳の子にかけたことがあります。

とにかく心配されていた飼い主さんと笑顔でお話できることが、何より嬉しいものです。
それにしても、今日はいろいろとありました。
懸命についてきてくれた看護士達に感謝です。明日も頑張ろう!

胃の中の異物

寒い中にも温かな陽光sunが降り注いでいて、部屋の中から眺めているとのんびりとした気持ちになりますhappy01
外に出ると、いきなり現実typhoonに引き戻されますがthink

今日、内視鏡が捕まえてきたのは胃の中の異物です。
レントゲンでは異物そのものは見えませんが、異物があることは確認されました。
まずは飲み込んだ物が丸い形で表面が滑らかなものだったので、吐かせるために注射をしました。
しかしながら、吐いたのは胃液だけ。
肝心の異物は吐いてくれませんでした。
実は飲み込んでから2週間ほど経っていて、その間ずっと胃の中にありました。
これは、腸の方へ流れても行かないし、吐き戻しも困難であることを意味します。
一応吐いてくれればと考えてやってみましたが無理でした。

次は内視鏡の出番です。
食事を抜いて来院していただきましたので、胃の中は空っぽで、大変に処置がしやすかったです。
しかしながら異物が弾力を失っており、内視鏡でつかんでも、すぐにちぎれてしまいます。
2週間も胃の中にありましたらね。
次に特別な道具(バスケット鉗子)を内視鏡につけて試したところ、幸運にもつかみ取ることができました。

内視鏡が捕まえてきた物は、バドミントンのシャトルの頭の部分。
ふやけてました。

これで手術にならずに済みましたよhappy01

実は今日は、異物を飲み込んだという方が3件ありました。
幸いにも、お一人は心配ないと判断し検査だけで済みました。
もう一人は、明日手術の予約をいただいていた方でしたので、手術の時に念のために内視鏡検査をする予定です。

それにしても、内視鏡は優れた道具です。
万能ではありませんが、手術をすることなく異物を除去できますからね。
本当によかったよかった。

実はこのワンちゃん、今朝の6時30分の来院でした。
6時ごろには病院で待っていたのですが、この時間ってまだ日の出の前なんですね。
ちなみに今日の東京の日の出は6時50分。

このワンちゃんは手術をまぬがれました。
早起きはやはり得なのでしょうか。

整形外科セミナー

獣医師を対象としたセミナーがありました。
今回はアメリカから有名な整形外科の先生が招聘されました。

このようなセミナーは年間何度もあるのですが、多くは東京で開催されます。
地方の獣医師の方々は、東京まで出てこられてホテルに泊まりながらセミナーに参加されます。

今回は昨日、今日、そして明日の3日間のセミナーですが、僕は休診日の今日1月14日(水)だけの参加です。
セミナー会場は八重洲happy01
おそらくは僕だけだと思います。
自転車bicycleで行ったのは。

今朝は動物病院で入院の動物たちの治療をして、予約の方々の治療を行い、それからセミナー会場へ自転車で。
午後に動物病院へ一度戻り、入院の子達を看て、さらにセミナー会場へ。
セミナー修了後はまた動物病院へ。

でも、セミナーが水曜日にもあってよかったです。
とても興味のあるセミナーでしたし、新しいことを知ることができました。
整形外科の場合には、知識だけではなく技術の習得も必要ですから、別にあるトレーニングに参加してはじめて役に立つことができます。

しかしながら、多くの実践セミナーは海外に行かなければなりません。
有名なセミナーが海外で毎年行われ、行ってみたいと思っていたところ、そのセミナーが国内でも去年はじめて開催され、3日間も病院をお休みして参加しました。
海外であれば、3日間だけの休みではすみませんでしたから、多くの方々にご迷惑をおかけしながらでしたが、有意義な時間を過ごすことができました。
受付の後ろにある英語で書かれた終了証明書の中に、その時のものもあります。

今回のセミナーには、国内の整形外科で有名な先生方も参加されており、やはり勉強されていました。
数多くの手術をされてきた先生方も、日進月歩で変わる最新の情報を得るために、遠くから足を運んでいらっしゃいました。

海外でのセミナーにも参加したいと考えています。
が、もう少し先の話になりそうです。
最後に行ったには、もう3年ほど前のことです。
オーストラリアで腫瘍学と整形外科のセミナーに参加しました。

ちなみに、今日のテーマは前十字靱帯の損傷の整復でした。
勉強はあまり好きではありあせんでしたが、今はしなければどうにもなりません。
必要に迫られると、変わるものなのでしょうかhappy01

光陰矢のごとしなので、できるうちにやっておかなければ。ですね。

ウサギさんの食欲不振

特別に時期は関係ないとされていますが、当院ではウサギさんの食欲不振の診療は冬に多くなります。

食欲がないことに気づくのは、実際に食欲がなくなってから少しだけ時間が経ってからということが多いようです。

食欲不振の多くの原因は、その食欲の低下の状態で大まかに分けることができます。
1週間ほどの経過で、ゆっくりと食欲が低下した場合、多くは奥歯が異常に伸びすぎて舌に傷をつくってしまったことが原因です。
また、昨日までモリモリと食べていたのに、急に食べなくなった場合の多くは、胃内異物です。
そして、その異物の多くは毛球です。
奥歯のトラブルと毛球症が同時に起こっていることもあります。

毛球症は、毛が口から胃の中に入って固まった状態で、胃の中で閉塞を起こしている状態です。
ある程度多くの毛が胃の中に入っていますので、そうなる前に、まとまった量の抜け毛があったと考えられます。
これが冬に多くなる原因の一つなのかもしれません。

また、ストレス性に抜け毛が増えることもあります。
この場合、脱毛と言えるほど、地肌がみえることはほとんどありません。
奥歯が伸びすぎて、舌に傷をつくってしまった場合、このストレスで抜け毛が増えて、毛球症も併発することはありえます。

これらが原因の食欲不振であれば、よっぽど重傷ではない限り、治療することができますし、その多くは完治します。

女の子のウサギさんの場合、5歳を過ぎると子宮の病気にもなりやすくなります。
食欲不振の多くの原因は、毛球症、奥歯の伸びすぎ、子宮の病気の3つです。
それ以外の原因もありますが、かなり少ないものです。

それ以外の原因で、上の3つ以外であれば、膀胱結石、腎不全などです。

この寒い冬の間、ウサギさんの部屋のまわりに抜け毛が多くないかも観察のポイントです。
また、食欲不振の見方としまして、糞の大きさや形、そして数がいつもと違ってきたら、それもまた異常のサインです。

毛球症の予防は、繊維分の多い食事とブラッシングです。
チモシーの牧草と、ペレットと水という食事が理想的です。
残念ながら、パパイヤやパイナップルの予防効果はかなり低いものです。

寒いこの時期、特に春までは抜け毛に注意ですよwink

大相撲

大相撲を観に行かれた方が、パンフレットをプレゼントしてくださいました。
昨日から大相撲1月場所がはじまったようです。
場所は当然のことながら両国国技館。

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何気なくパラパラとページをめくってみると、そこにはいろいろな力士の方々の写真とプロフィールが載っていました。

coldsweats02目が点になってしまったのは、全員すごい体格だということです。
当然といえば当然なのですが。
横綱の2人は身長192cmと184cm。
そしてブルガリア出身の方は203cmと書かれています。

体重があることはよくわかっているのですが、高い身長には驚きでした。
僕なんて先日の健康診断で173cm。
彼らの身長はきっと見上げるような高さですね。

力士の方々は特別なトレーニングであのような体型になると聞いたのですが、体脂肪はかなり少ないとも聞きました。

当院から近い江東区清澄に北の湖部屋や尾車部屋があります。
ときどき稽古を終えられた力士の方々をお見かけします。

相撲についていろいろと知りたくなってしまいました。
おもしろそうhappy01

知らない世界とは言え、驚きがいっぱい詰まったパンフレットでした。
両国国技館まで自転車の距離ですし、行ってみたいものです。

診察室で飼い主様といろいろと世間話をしてしまいますが、そのようなお話の中にはいくつも興味深いものがあります。それぞれのお考えや日常を伺えて、診療の中でのことですが、興味深い時間でもあります。

狭い世界に生きていますので、新しいことに本当に驚かされます。
本を買って来て動物病院でコーヒーを飲みながら過ごす休日は、すぐには止められませんが、新しい発見のために少しは外を見る機会もまた必要だろうと考えました。

皮膚病診断

昨日も今日も、びっくりするcoldsweats02くらいに寒いですね。
昨日は冷たい雨rainでした。
今日は天気は良かったsunのに、診療が終わって外に出てみると、外気に触れて瞬時にしてズボンがキンキンに冷やされてしまいました。

昨日のことなのですが、経過がやや長い皮膚病のワンちゃんdogが来院されました。
症状は脱毛。
痒みも湿疹などもありません。
通常このような場合に有効な検査は、脱毛の原因が皮膚につく寄生虫や細菌ではないことを確認した後に、皮膚生検という検査を行います。

これは皮膚を少し切り取り、皮膚病理検査というものを行います。
切り取るときには皮膚表面だけに局所麻酔を施します。
ほとんどの場合、全身麻酔は必要ありません。

そして、その皮膚を検査にまわすのですが、国内で皮膚病理検査がしっかりとできる検査センターは限られていまして、僕の信頼するところはたったの2件です。

この皮膚生検という検査は、皮膚病の確定検査を行うすばらしい方法で、かなり高い確率で確定診断をすることができます。
なかなか治らない皮膚病でお困りで、診断がまだついていない場合には、皮膚生検を行う価値ありです。

当院で行う場合には、数時間お預かりすることになります。
局所麻酔で行いますので、食事制限も麻酔前の検査も必要ありません。

今日のワンちゃんは、この寒い時期に十分な毛皮がなくかわいそうでした。
でも、検査をしたことで、原因は特定されるでしょうから、フサフサとした毛皮に戻るのは時間の問題です。

もうちょっとで温かくなるからね。
できるだけ春cherryblossomになる前に立派な毛皮にもどる予定ですhappy01

往診先で思うこと

最近は往診に行く機会が増えています。
年が明けてからは、ほとんど毎日行っています。

往診に行きますと、これまで動物病院の診察室で見ていたどうぶつを普段飼われている環境でみることができます。

いつも寝ていると聞いていた、お気に入りのベッドはこれだったのか〜、とか。
最近購入されたと仰っていたキャットタワーは天井まで届く大きなものなんだな〜、とか。
診察室で見るときと違って、そこは自分のテリトリー、いつもはシッポ振ってくれるのに、吠えられてしまったり。とか。

病気になったり怪我をしたりした場合には、その診断はこれ!というふうに決まります。
しかしながら、治療方法は様々です。
この病気にはこれしかない、いわゆる「唯一の治療方法」というものもありますが、多くの場合には治療のゴールを定め、そこへ向けていく過程は選択できることが多いと考えます。
メリット、デメリットを検討しながら、進めていくべきだと考えています。
また、必要であれば、すぐに方向転換や再検討も必要です。
このようなことをそれぞれの飼い主さんのご希望を伺いながら進めていくのがよいと思っています。

往診先では、その家庭でどのように飼われているかを見ながらお話ができるので、診察室とはまた違った気持ちで診療をしています。

どの子も本当に大切にされていて幸せそうです。
帰る頃には皆さん笑顔ですので、こちらも温かな気持ちになります。
外はこんなに寒空でも。

餃子

餃子を焼きましたhappy01

これまで冷凍の餃子を焼くときに、なかなか焼き目をつけることができませんでした。
よく、冷凍のままフライパンに入れて、水を入れ、そしてフタをして水がなくなったらできあがり。
と書かれていますよね。
それでやるのですが、焼き目が薄くて、どうしてもお店のようには焼けませんでした。

が、今日は成功ですshine

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年末にいただいた餃子ではじめてうまく焼き目をつけることができました。
なかなか再現性が困難かもしれませんが、これまでと違うことと言えば、油を多めに使ったことでしょうか。
フライパンも火加減も同じですので。

中国の古い貨幣(馬蹄銀)に形が似ていることから、おめでたい食べ物と言われると聞きました。
年始ですし、おめでたいものは嬉しいですねgood

年明けから連日手術続きで、なかなか緊張が解けませんでした。
動物病院で多い不妊手術や去勢手術ではなく、骨折、腫瘍の摘出、膀胱結石の摘出、などなど。
今週も来週も手術の予定が続きます。
ここのところ手術のことばかりを考えていました。

そんな中で、餃子焼きに集中して、ちょっと気持ちを変えることができました。

これからまた手術の準備をしなければなりませんが、始めてのおいしそうな焼き色で、少し息抜きできました。
これを頂いたら、餃子休憩終わりですconfident
それにしても、パリパリした皮がおいしい〜annoy
今晩は餃子をとにかくお腹いっぱいいただきます。
食べ過ぎでしょうかcoldsweats01

一応明日は手術の予定はありませんが、内視鏡を使った処置が予定されています。
内視鏡の結果次第では手術に入らなければならないために、手術の準備が必要です。

餃子にたくさんの力をもらいました。

ちなみに、この餃子は宇都宮で昭和40年に創業したという老舗のものでした。
うまく焼けたのは何よりも餃子が違ったからかもしれません。
僕の腕が上がったわけではなかったのでしょうか。
次は別の餃子でも挑戦ですね。

今日は整形外科

今日は毎年恒例の病院スタッフと初詣に行ってきました。
1年間健康でありますように。

1月4日だからでしょうか、あまり混雑もなく5分ほどは並びましたが、すんなりとお参りができました。
年末に退社したベテラン看護士も一緒でした。
結局、去年と同じメンバーだね、って言いながら。

そして、動物病院に帰ってからは手術でした。
腕の骨折の整復でした。
かなり粉砕した骨折でした。

骨折の手術には、解剖学的整復と生物学的整復と呼ばれるものがあります。
解剖学的整復とは、折れたものをしっかりと元通りにくっつけて固定する方法です。
これとは異なり、生物学的整復とは、今回のように骨が粉砕している場合は、元通りにくっつけることはせずに、元に近いように粉々の骨を寄せておいて体の本来の働きでだんだんと元の状態に治していくやり方です。
結構時間がかかりますが、しっかりと治ってくれると思います。

明日は今のところ2つの手術が予定されていますが、そのうちの一つは目の下にできた腫瘍を取る手術です。これも目の形をなるべく変えないように、特殊な切開と縫合の方法があります。

今日は整形外科、明日は形成外科。

年始の診療はじめから、なかなか困難な手術が続きます。
去年も年始はじめての診療日には手術をしていました。
今年はそれよりももっと多くなりそうです。

驚きのおいしさ

パンが好きで、いろいろなお店に行くのですが、ジョアンで発見をしました。
量り売りをしているクロワッサン、あれ、おいしいですね。

ジョアンには何度も何度も行っているのですが、レジが別なので、これまで量り売りコーナーは未開拓の場所でした。列ができているのは知っていました。それでもあまり興味はなかったのですが、ちょっとだけ欲しい時にと思って小さなクロワッサンを買ったのですが、驚きのおいしさでした。

もっと早く試しておけばよかった。
プレーンとチョコのクロワッサンをそれぞれ3個ずつ買って、だいたい350円ほど。
ちょっと欲を言いますと、ジョアンのシールを集めていますが、500円で1枚もらえるのに、普通のレジと量り売りコーナーのレジとが別なために、合計で500円以上でも、それぞれで500円以上ではないとシールがもらえません。残念coldsweats02
スミマセン、ヘンですね。
それでもシールの台紙が1枚埋まりましたよhappy01
ジョアン

パン好きの方はご存じだと思いますが、三越にPAULができましたね。
PAUL
ここのバケットがおいしいですよ。

あとは、メゾンカイザー。
ここのクロワッサンは有名ですね。
メゾンカイザー

そして、ダロワイヨ。
ここのマカロンが有名ですが、パンもおいしい。
ダロワイヨ
実は、ダロワイヨの工場が箱崎にありまして、うちの動物病院から歩いてすぐなんです。
でも、ビルの1階の小さなところで、看板も何もないので、探すのはかなり難しいですね。
直売をしているので、ランチを買いにときどき行きます。
焼きたてのパンの香りにさそわれて、工場までたどり着きます。

高島屋のフォションにもおいしいパンがありますよ。
ここのトラディショナルバケットは、小麦粉の味がおいしくて、あるとよく買いますが、なかなかないんですよね。

明日も入院の子の治療と、予約診察。
ランチは近くのパン屋さんになりそうです。
ジョアンまで行ってみようかしらbread

謹賀新年

結局仕事納めは、年越し蕎麦を食べた後の急患でした。
大事に至らなくて本当によかった。
お帰りの時にはみんなで笑顔でした。よかったよかったhappy01

今朝はdogワンちゃんもcatネコちゃんも来院されました。
夕方にも来院予定が入っていますが、いまのところ穏やかなものです。

初詣にも行ってみたいのですが、ちょっと様子見です。
列に並んでいるときに電話がかかってこないかちょっと気になるところです。
ここから見えますが、意外にも水天宮は混み合っていませんねぇ。
門前仲町の富岡八幡の出店で買い物をしたいので、永代橋を越えて行ってみたいと思っています。
でも、あそこは込んでいそうですねぇ。
今朝頂いたおせちでちょっとお腹はいっぱいなのですが、初詣の出店の物も魅力的です。
込んでいたら、買い物だけをして、初詣は明日か明後日にしようかとも考えながら行ってみようかと思っています。

まずは穏やかかな元日。
皆様にとって、2009年はよい年でありますように。

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