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2009年2月

セミナー

明日から3月!
あと1カ月が勝負どころです。
過酷な労働で看護士に迷惑をかけていますので、新たな戦力が揃うまでの1カ月が勝負なのです。


セミナーへ行ってきました。
と言いましても、水曜日の休診日で、獣医学ではなくて、ほとんど趣味です。
パソコンソフト(Photoshop)のセミナーです。
銀座のアップルストアで4時間も教わりました。

このPhotoshopというソフトは、医療関係ですと、CT画像、MRI画像、そして内視鏡やエコーの画像までを読み込むことができます。
実際には、写真を加工したり、絵を描いたりすることもできますので、多くの方々はデザインで使われます。

画像の加工も少しできるようになりました。
このブログの写真にも有効に使ってみようと考えています。
もっとも、本当の目的は画像診断機器の画像を効率よく使うことなのですが。

急患の方から電話が来ないか心配しながら参加したのですが、運良く電話はありませんでした。
ちょうど終わってからお電話を受けて、急患対応ができたので、いろいろと救われました。

年を重ねると月日の流れは早く感じると言いますが、最近は1カ月が長いです。
と言いますか、毎日毎日が濃い感じがします。
明日からの1カ月は、特に長くなりそうですhappy01

ダイエット

寒くなったり、温かくなったり。
しかし、だんだんと春に向かっていることは確かですね。
花粉が飛んでいますからthink

ダイエットと言うと、痩せることをイメージしてしまいますが、ここにちょっと問題があります。
英語でdietとは、もともとは健康や美容などを目的として、食事の質、量、食材の種類、バランスなどを調節する食事を意味します。
その結果として、適正体重を維持したり、健康を保ったりといったことが期待されます。

すなわちダイエット=減量という直接的な解釈は日本ならではのものと言われたりもします。
本来はダイエット=適正な食事くらいの意味かもしれません。
その結果、間接的にはダイエットは減量につながると考えられます。

食べさせているドッグフードにdietダイエットと書かれているのだけれども、痩せないとお悩みの飼い主様も多くいらっしゃいます。
上のようなことから、減量用のフードにだけダイエットと書かれているわけではありません。
バランスが取れたよい食品ですよという意味でダイエットと書かれていることも多いのです。
むしろ、減量用意外の意味でdietダイエットと書かれていることがほとんどです。

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ちなみに、これは食欲不振のワンdogちゃん、ネコcatちゃんに食べてもらう、高カロリーの缶詰です。
ペースト状になっていまして、流動食のようにも使えます。
高カロリーですから、当然ながら、健康なワンちゃんやネコちゃんがこれを食べ続けますと、量にもよりますが、間違いなく太ると思います。
しかしながら、表示にはダイエットの文字が見えます。

ここでのダイエットは、書かれていますとおり、Prescription=処方、Diet=食事ですので、特別療法食と解されます。
少なくとも、ここに減量の意味は存在しません。

市販のフードにダイエットの文字を見られましたら、食事ということだと思われるのがよさそうです。
改めて、減量用ですとか、体重を落とすなどと書かれていましたら、はじめて体重調節用のフードだということになります。

ちなみに、体重を落とすためには、同じ量を食べる場合には、チビチビ食べるとよいことが分かっています。
一気に食べるのではなく、チビチビです。

フレンチのフルコースなどは、ほとんどがオーバーカロリーでしょうから、ゆっくりと時間をかけて頂くのが良いようです。

規則正しい食事で、その内容も吟味すると、きっと適正な体重が維持されることでしょう。
これが本来の意味でのdietダイエットなのでしょうね。

今日の水天宮はなが〜い列が続いていました。
戌の日のお参りですね。
歩いて来られたワンちゃんの飼い主様が、今日は水天宮で何があるんですか?
これをもらったのだけど。
と、mikihouseの袋を持っていらっしゃいました。
水天宮前で妊婦さんに配っているサンプル品です。
戌の日だからだと思いますよと、ちょっと話が盛り上がってしまいました。

午後の診療の時間に、知り合いの獣医さんが病院を見に来られました。
遠くから東京で行われたセミナーに参加するために来られて、新幹線でお帰りになる前に寄ってくださいました。
今は勤務されていますが、近い時期に独立開業をお考えのようでした。

うちの動物病院はこの4月で満2年を迎えます。
まだ1年10カ月くらいしか経っていません。
とてもそんな感じはしません。
もっともっと長い時間が経っているような印象です。

その獣医さんは、かなり前から開業の意志があったのですが、いろいろと進め方がわからずに足踏みをしていました。今は明るい未来への期待でいっぱいの様子でした。

何だか懐かしい感じがしました。
日々是鍛錬であるという思いを変えずに過ごしておりますが、この獣医さんに今日会いまして、初心を忘るべからずという思いを新たにしました。
漫然と時間を過ごすことはもったいないことです。
しかし、初めに点火された炎の勢いを絶やさないこともまた困難ではあります。
今はまだたったの2年。
少なくとも燃えさかる炎でなければならない時期です。
そんなことを考えました。

その獣医さんに感謝です。
そして、お土産も感謝ですhappy01


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関西では有名なお店です。
ここの豚まんをよく頂きました。
このシュウマイは初めてです。

このお店の影響でしょうか。
関西ではコンビニで肉まんを買うと、辛子付けますか?と聞かれますよ。
地域柄ですね。

浅野屋さん

今朝は雪が降りそうな寒さでしたね。
冷たい雨でした。
昼過ぎから雨も上がり、太陽が見えましたsun
今日の花粉はどうなのでしょうか。

以前から気になっていたパンがあります。
浅野屋さんのパンです。
水曜日に頂きまして、早速食べてみました。
昔ながらのパンなのだろうな〜と、歴史を感じさせる一品です。


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浅野屋さんについては、以前本で知りました。
銀座のデパートにお店があることも知っていましたが、なかなか行けませんでした。
大変にうれしい頂き物でした。
浅野屋さんについては、ホームページに詳しいことが書いてありました。


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浅野屋さんのホームページ

毎日パンを食べますが、おのようにおいしい物に出会えると幸せなものです。
そう思いながら読んでいた、水曜日に購入した本には興味深いことが書いてありました。


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「汝とは、汝の食べた物そのものである」You are what you ate.
私達の体をつくるあらゆる元素は、もとはそれらが食べた物に由来するのだそうです。

パンを食べると、食べたパンが消化と吸収によって体内に取り込まれます。
取り込まれると速やかに体内で拡散してこれまであった古いパーツ(分子)と入れ替わるのだそうです。
パンを食べると、パンは体内で分解され、吸収されます。
そして新たなタンパク質をつくる材料となり、そこで合成されたタンパク質は体内に配置されます。
新たにタンパク質が配置されると、もともとそこにあった古いタンパク質は追い出されます。

このようにして、パンに含まれる分子は形を変えて、僕の体のパーツへと変化します。
毎食この繰り返しで、1年もすれば、僕の体はすっかりと1年前とは全く違う分子で構成されるとのことでした。

この体の半分くらいはパンにもらった分子かもしれませんbread。それ以上かな?
今回は頂いた浅野屋さんのパンの分子が形を変えて僕の体のどこかに配置されたはずですhappy01

花粉症それぞれ

すっかりと春らしい日になりました。
吹く風まで温かで、心地よいですね。

しかし、このような日には健康上良くない出来事も起こります。
花粉の飛来による鼻炎などです。

以前にこのブログでもご紹介したことがあります衛生仮説によりますと、人のからだにそもそもあった細菌などに対する防御が、生活環境中から細菌が減ったために、細菌ではなく花粉やハウスダストマイトと呼ばれるダニなどへ向かってしまい、それらに過敏になる人が増えているということです。

すなわちアトピー性皮膚炎も花粉アレルギーによる鼻炎も、清潔になりすぎた結果のいわば先進国病と言えると思います。
人の生活環境中に、本来戦うべき細菌が減ったと言うことは、同じ環境に暮らすワンちゃん達にも同様のことが言えます。

花粉によるアレルギー症状は人だけではありません。
スギ花粉によるものは人には鼻炎などを引き起こしますが、ワンちゃんには皮膚炎を引き起こします。
これは、アレルギーに関係する細胞、肥満細胞が、人には呼吸器系に多く存在し、ワンちゃんには皮膚に多く存在するからだとも言われます。

特にこの時期に痒みがひどくなったワンちゃんがいましたら、もしかするとスギ花粉の影響を受けているかもしれません。

やっかいなのは、スギ花粉によって一度アレルギー症状がでると、治ることがないということです。
よくなることはあると思います。
例えば花粉が飛んでいない日や薬を飲んだ時など。
しかし現在のところ、治すための治療方法はありません。

これはワンちゃんにも言えます。
基本的には治らない病気です。
しかしながら症状を軽くすることはできます。
そこも人と同様です。

・・実は僕も花粉症のようです。
数年前から兆しはあったのですが、自ら認めたくありませんでした。
しかし、今年は自覚しました。
あきらかに症状があります。

田舎育ちで、結構生活環境中には細菌などのエンドトキシン(細菌毒素)があったはずなのですが、それでもなる人はなるということなのでしょう。

へんな意地を張らずに、今年は積極的に薬で症状の緩和をはかりたいと考えています。
花粉が飛ぶわずかな期間のことですので、それほど困ることはありませんが、声がかすれたり仕事に支障がありますので。

せっかくの良い天気でも、花粉が飛ぶと、ちょっと雨でも降って花粉を洗い流してくれないかと思ってしまいます。この晴れない症状もきれいに洗い流したいものですhappy01

サンドウィッチ

今日は入院の子達が退院し、新たな入院が4人。
ワンちゃんが2人と、ネコちゃんが2人。
人?匹?
あえて人と書かせて下さいね。

その中に薬で寝かせている子がいるので、目が離せません。
予定では夜中の2-3時ごろには起きてくれる予定です。
生きていますから、機械のようにはいきませんから、観察が必要です。
でもぐっすりです。

おやすみなさいdog

ところで、今日お昼に近くのお店でサンドウィッチ(サンドイッチ)を買いました。
(小学生のときにサンドウィッチと習いましたが、サンドイッチでいいみたいですね。)

そのお店のお母さんはいつもよくおしゃべりされます。
今日も「まだサンドイッチありますか」とお店に入ると、あるけど少ないのと棚を指さして昔話を始めました。
昔はレナウンの工場や桃屋の工場があったからよく売れたの。
でも、今は会社だけ残して工場は遠くへ行ってしまった。

確かに、「ごはんですよ!」などの桃屋はすぐ近くですよね。
マンションのベランダからあの大きな看板が上から見えます。

それだけではありません。
あのコーヒー屋さんは昔は魚屋さんだった。とか、あの駐車場にはお肉屋さんがあったとか。
ちなにみ、その元お肉屋さんは、うちの動物病院の向かいの駐車場です。

そして、近所だけでコンビニが10件もあるとか。
そうですね、確かに、うちの動物病院から歩いて5分以内にコンビニ10件はありますね。
向かいのセブンイレブンが一番近いですけど、歩いて5歩ですもんね。

そのサンドイッチ屋さんの商品は手作りです。
おじいさんがいろいろな調味料を組み合わせているのよと教えてもらいました。
そのサンドイッチ屋さんは水天宮の仲店と言うのでしょうか、下にあります。
駄菓子屋さんなのです。
そのお店の中のジュースや牛乳の冷蔵庫の隅っこでサンドイッチが売られています。
お店の外の自販機の横に手作りサンドイッチありますと書かれていて、入ったのが最初でした。

サンドイッチも安くておいしいのですが、おかあさんの昔話を聞くのも楽しみです。
生き字引のような方なのでしょうね。きっと。

それにしても、外から見ても、中に入っても駄菓子屋さんですから、手作りサンドイッチがあるとは気付けませんね。ちょっといい物を見つけた感も手伝って、惹きつけられます。

長く続けて欲しいものです。
新鮮な優しいサンドイッチでした。

ごちそうさまhappy01

グアム-3of3-

3日間続けてグアムのことです。
7-8年も前の話です。グアムにたった24時間だけ滞在したことがあります。


アガニア湾の砂浜で夜明け前に寝入ってしまい、どこから来たのかわからないワンちゃんにかなり激しく吠えて起こされました。
ラブラドールくらいの大きさです。
野犬ではないと思いますが、ヨシヨシとはできませんでした。

僕が起き上がると、走り去って行きました。
朝日を見ようと海岸に出たのに、すでに日が昇っていました。
寝ていた砂浜はホテルまでは歩いてすぐのところでしたが、チェックインの予約は午後の3時。
一応荷物だけ先に預かってもらえないかお願いしてみようと思ってホテルまで向かいました。

受付は朝なのに薄暗く、カウンターには女性が一人。
快く荷物を預かってもらえるかと思ったら、部屋も自由に使っていいと言われました。
チェックインは3時、でも、まだ8時頃。
ラッキーでした。
部屋に入って、まずシャワーを済ませ、ちょっとだけベッドに横になると、・・・疲労からか寝てしまいました。
滞在時間はたった24時間しかなく、深夜の3時には空港にいなければならないのに、気づいたら11時でした。

グアムまで来て、昼寝だけをして帰るわけにはいかないので、早速出かけました。
受付で、本屋に行きたいのだけど、どこにあるかを尋ねたら、韓国系の年配のオーナーさんがついでがあるから車で連れて行ってくれるということで、ありがたく乗せて頂きました。

地元の人が使うショッピングセンターに行くけど観光客は来ないよと言われました。

・・・学生時代にいろいろんな国を旅行しました。
まさに貧乏旅行で、バッグ一つで路地裏を歩いたり、ユースホステルに泊まったり、節約のために水でお腹を満たしたり。
そんなときに、いつも不思議だったのは、どこに行っても日本人がいるということでした。

最も驚いたのは、スイスとフランスのフランス側の国境の町で、寝台列車を待っていた時です。
かなりの田舎町で、観光地ではありませんし、滞在するとしても目的が見つからないようなところです。
ちょっとだけ駅を離れて、地中海を眺めていると、・・・やって来ました。日本人。
こんなに田舎なのにやっぱりどこにでもいるんだな〜と本当に不思議でした。

ホテルのオーナーさんに、観光客は来ないよと言われても、グアムなのにそんなところがあるだろうかと簡単には信じられませんでした。

さすが、地元のショッピングセンターといったところでした。
そして、本当に観光客はいませんでした。これは驚きました。

そこで小説を1冊だけ買い、帰りは自分で帰らなければならなかったので、バス停で待っていると、すぐ横の人が一人やっと入れるくらいの小さな野菜販売所でスターフルーツを売ってました。
おばあさんが袋にいっぱい入れてくれて、1ドルで売ってくれました。
スターフルーツがたくさん入った袋が嬉しくてたまりませんでした。
それだけで、グアムでの思い出ができたような、そんな感じがしました。

スターフルーツを食べながら、バスにゆられてタモン地区へ移動し、一応観光客が見そうなところをひととおり見て、ちょっと遅いランチをとることにしました。

ハードロックカフェでハンバーガーを食べました。
一人だけで食べているのは僕くらいのもので、ちょっとめずらしかったのか、店員さんが話しかけてきました。
フィリピンから働きに来ているという彼は、近くのお店の話や観光についていろいろと教えてくれて、最後には飲み物をサービスしてくれました。

タモン地区周辺を回っているバスにゆられ、ABCマートなど一応見たあとは、ホテルに帰り深夜の空港行きのバスを待ちました。

ホテルから空港までの帰りのバスの車内で、真っ暗な外を眺めながら、この道をずっと歩いたんだな〜と感慨深いものがありました。
こうしてグアムの滞在が終わりました。

このような体験から、グアムなら日帰りができるのではないかと考えた訳ですが、日帰りはこれよりも大変なのでしょうね。
次にグアムに行くことがあれば、ゆっくりと、せめて2泊以上で行きたいものですhappy01

グアム-2of3-

昨日からのつづきですairplane
7-8年ほど前のグアム滞在24時間体験記。

それまでは、海外というと貧乏旅行ばかりをしていましたので、格安航空券だけを使っていました。
しかしその時は違いました。
マイルポイントで獲得した日系の航空会社の航空券。
全日空での海外旅行は久しぶりでした。

しかしグアムまでは3時間、10時間を超える飛行機での旅を何度か経験していましたので、あっという間に感じられました。
午前3時くらいにグアムに到着すると、到着ゲートの外では、僕が乗ってきた機体で1時間後の午前4時に日本へ向けて帰る方々が待っていました。
・・・24時間後の自分を想像してしまいました。

日本は冬でしたが、グアムはまるで日本の夏のように空気が湿っていました。
到着前はハワイのように乾燥した暑さをイメージしていました。
雨が降った後のようでした。
すぐに空港内のトーマスクックの両替場でトラベラーズチェックをUSドルに替え、いざ出発です!

という勢いの炎はすぐに鎮火されました。
当然なのですが、普通の旅行者は大型のバスでどんどんホテルへ送られていきます。
夜明け前の真っ暗なグアムで独りぼっち。
朝日を見るために海岸線まで歩く予定でしたので、地図を持ってトボトボと歩き始めました。

広い道路を一人徒歩。
事件に巻き込まれないかと不安もありました。
グアムって銃を持った人がいるのかな〜なんて、本気で心配しながら。

かなり歩きましたが、全く海岸線に近づいた感じがしません。
地図の縮尺をしっかりと把握できていなかったようです。
簡単に考えすぎていました。
何度もタクシーが通り過ぎますが、ここまで歩いたのだから、今更タクシーなんてと思いながら歩き続けました。

すでに1時間以上歩き続けています。

途中で24時間営業のコンビニがあったので、スポーツ飲料と棒つきのアイスを買いました。
すでに海岸線までの持久戦体勢です。
次の瞬間、とても寂しいことが起こりました。
アイスを袋から取り出すと、棒だけ残してほとんどが地面に落下です。
まだまだ真っ暗な時間、落ちたアイスが遠くのコンビニの光だけではあまりよく見えません。
お店の冷凍庫の温度が甘かったのでしょう、溶ける寸前だったようです。
かろうじて棒に残っているわずかなアイスを口に入れ、スポーツ飲料だけを片手に歩き続けました。

既に何度も感じていた、罰ゲームのようなグアム旅行の予感がどんどん現実になってきます。

やっとのことで、海岸線のあるタモン地区に到着です。
ビーチで朝までのんびりしようと思ったのも束の間、また次の厳しい試練が待っていました。
タモンの海岸は、ほとんどがホテルの裏手にあり、ホテルを通らないと海に出られないようになっていました。
ちょっとどこかに海への通り道がないか歩いてみたのですが、残念ながら探し出すことができませんでした。

僕の予約した安宿はタモン湾ではなくマイナーなアガニア湾に近いので、進路を変えて、アガニア湾を目指すことにしました。もちろん徒歩で。

途中まで気力で歩いたのですが、すでに2時間以上。
タクシーを捕まえようと、無念の決断をします。
しかし、しかしです。
捕まえようとすると、先ほどまでひっきりなしに通り過ぎていたタクシーが全く見られません。
また歩き続けます。

やっとの思いで、アガニア湾に到着です。
なかなかない体験ではないでしょうか。
グアムの空港からタモン湾まで歩き、そしてさらにアガニア湾まで歩きました。
この時点で、海の向こうの空は白くなってきました。
日の出が近いようです。

ビーチに日本から持ってきた小さなシートを広げて寝転びました。

シャッシャッシャッとビーチの砂がかかってきます。
寝転んだ後、どうやら完全に寝てしまっていました。
夜明け前のグアムで野宿のようです。

その砂をかけてきたのは、どこから来たのかわからないちょっと大柄な・・・
犬でした。

グアムには狂犬病がありません。
それだけでホッとしました。
当然ワンちゃんはどんなに大きくても怖いことはありません。

僕に向かってかなりの勢いでワンワン吠えていました。
海岸で熟睡しているところをその犬に起こされました。

テレビ番組だったら、完全に仕込みのような、そんな試練が次から次へと起こります。

-つづく-

グアム-1of3-

静岡で動物病院を開業されている先生が、グアムから動物の薬を持って帰ってきてくれました。

どうぶつの薬には、国内では手に入らない薬もあります。
海外の文献にはよく載っている薬でも、国内で手に入らないために、その薬を用いた治療法を選択できないことがあります。
海外で購入し、農水省や厚労省などで手続きをすれば、正規のルートで国内に持ち込むことができます。

今回は、僕がグアムの薬屋(問屋)さんで購入したものが、どうしても書類の関係で日本に空輸できなかったものを、お願いして、ついでに持って帰ってきてもらいました。
手荷物扱いですと空輸の場合とはかなり異なり、必要書類がほとんど必要ないために持ち帰ることができます。
なぜ空輸と手荷物がこのように大きく異なるのかは不思議です。
それにしても助かりました。

実は一度空輸をしたのですが、成田(税関)まで来て送り返されてしまいました。
そこで、僕自身がグアムに行って、持って帰ることが最も確実だとわかり、行こうと思ったことがありました。

そこで、グアムの薬屋さんに、尋ねてみました。
「日帰りでも大丈夫ですか?」

これに対して、一言。
「無理です。」

確かに、近場に日帰りで出かけるのとはわけが違うようでした。
飛行機の時間を調べると、どうも日帰りで行けそうな気がしたのですが、入国審査に時間がかかるので、不可能だという理由でした。
グアムに行く時間がとても取れそうにありません。
空輸も無理、取りに行くにも無理。
代金はお支払いしたのに、手に入れることはできそうにないとあきらめかけていました。
そこに、静岡の獣医さんの優しいお申し出があり、助けられました。

日帰りで行けるのではないかと考えた訳は、グアムに24時間だけ滞在した体験があったからです。
7-8年ほど前のことです。

ちょっとこの体験記を書いてみます。
全て実話ですhappy01

それは、マイレージを貯めてグアムまでの往復が無料になるほどのポイントを獲得したのですが、それがあと1カ月で期限切れという時でした。
長期の休みが取れるほど職場には余裕がありませんでしたので、2日間の休みを使って強行しました。

その当時、いろいろと調べていて少し驚いたのは、航空券とホテルのセットだと実はホテル単独よりも安いということです。
せっかく無料航空券があるのに、ホテルだけを予約すると、航空券とセットにした料金よりも高いのです。
本末転倒というか、なんと言うか、微妙な心境です。

そこで安宿探しをインターネットでしました。
グアムに行くのに、安宿さがしです。
パックツアーだと、充分に安いのに。
無料航空券があるばかりに、簡単な旅行ではなくなりました。

やっと安宿を探し出し、メールで問い合わせをして予約しました。
当然、日本からの旅行者が泊まるようなことろではありません。
でも、ホテルが決まって一安心でした。

その中で、もう一つの問題がありました。
飛行機がグアムに到着するのが夜中の3時頃。
そして出発が次の日の夜中の4時頃。
この夜中の3時に一度ホテルに入ると、すぐに起きなければならないのに1泊です。
そして、その夜に泊まると、すぐに起きなければならないのに1泊です。
つまりは、2泊扱いになるわけで、いわゆる貧乏旅行者である僕には大きな問題でした。

結局、到着は3時ですし4-5時間もすれば朝ですから、無理にホテルにチェックインする必要はないだろうと考えました。
ビーチで朝日でも見ようと。

そのような訳で、ホテルの予約も1泊のみにしました。
そんなこんなで、グアム行きのはじまりです。

-つづく-

インド -犬と海外へ-

ワンちゃんと海外へdog行くためには、いろいろな手続きが必要になります。
今日、お問い合わせのお電話がかかってきまして、インドへ連れて行きたいairplaneとのことでした。

これまで、いろいろな国へ行かれる手続きのお手伝いをさせていただきました。
チェコ共和国、ハワイ、アメリカ本土、カナダ、マレーシア、フランス、ドイツなどなど。
しかしインドは初めてですhappy01

海外へ行くためには、大きく2つの条件を満たす必要があります。
一つは日本の出国条件、もう一つは相手国の入国条件です。
日本の出国条件はいつでも同じですが、大きく異なるのは、相手国の入国条件です。
まずは、相手国の入国条件を調べることからはじまります。
このためには、在日の各国大使館へ連絡を取ります。

基本的には狂犬病の注射がどうなっているかが重要です。
接種しているだけで大丈夫な場合と、抗体検査と言いまして、ワンちゃんの体の中に狂犬病に対する免疫ができているかまで調べる必要がある場合があります。

数年前までは、抗体検査をする研究所を指定している国があり、血液をイギリスへ送ったり、アメリカへ送ったりして、抗体検査をしていました。
最近では国内でも狂犬病の検査ができるようになりました。
これにともない、多くの国が日本の研究所での検査結果を有効なものとしてくれています。
現在はもっぱら、国内の研究所、と言いましても1カ所だけですが、そこで検査をしてもらっています。

血液を海外へ送るのもかなり大変でしたから、楽になりました。
今となってはほとんど必要のない情報なのですが、血液を海外へ送るにも検疫が必要です。
獣医師が、確かにこの健康なワンちゃんから採血をしましたと証明しなければなりませんでしたし、その証明をもって検疫所に行かなければなりませんでした。
また、血液を冷蔵で海外まで届けなければならないところもありました。
この場合には、採血したら、すぐに遠心分離にかけて処理し、それをもって検疫所へ行き許可をもらい、さらにはその足で、海外へ冷蔵で発送するといった一連の流れを一気に進めていました。

今は神奈川県の研究所でできますので、かなり時間に余裕ができました。

それにしても、インドの入国条件はどうなっているのでしょうか。
飼い主さんから教えて頂く予定です。
どうにか一緒に過ごせるように、迅速に手続きを進めなければなりません。

ひとつ。
海外旅行へ一緒に行くことは、あまりお勧めできません。
日本への再入国が結構大変だからです。
あくまでも、移住などのために不可欠な手続きと言えると思います。

週末

2月の第一週が過ぎる頃ですが、入院室が満室になってしまいましたdog
満床というのでしょうか。
去年の夏頃に入院室の満室状態が続き、一人が退院すると、次の子が入院するといった状態がしばらくありました。
そこで、その夏のうちに急遽入院できる部屋を1.5倍に拡張したのですが、現在はそれでも満室になってしまいました。

しかも、明日はさらに手術入院予定があります。
普通ならオーバーブッキングになるのでしょうね。

でも安心なんです。
このような事に備えるべく、当院にもいわゆるエキストラベットがいくつかあります。
小さい方の診察室の診察台の上に組み立てて、そこに2カ月齢の小さい子1人にいてもらう予定です。
入院室も、いつも誰かの目が届くところにあります。
しかし、このエキストラベッドはさらに、誰でも目に付くところに設置されます。

病院自体をこれ以上拡張できませんので、あとは創意工夫が必要です。
一応、これまでは入院をお断りしなければならない事態には陥っておりません。

それにしても、先週もそうだったのですが、今日の外来に来られた方々にもご迷惑をおかけいたしました。
長くお待ちいただいた方の中には1時間40分も待ったと言われる方がいらっしゃいました。
本当に申し訳なく思っています。
呼ばれないかと思ったわよと、まだ冗談で言っていただけて救われましたが、最近、週末の混雑が尋常ではなくなってきました。

午後1時から4時までは、予約診察が可能な時間です。
この時間帯は休憩時間だと思われている方もいらっしゃるようですが、・・それであれば夢のようなお話ですねhappy01
週末以外はそれほどの混雑はありませんが、もしよろしければ、この予約診察のお時間もご利用下さいね。
このお時間ですと、待ち時間はほとんどありませんのでshine

通常の診療時間も予約を受けて行うべきか、今後の検討課題です。
ご希望がございましたら、是非お声を聞かせてくださいね。

りんご

書店に行くことが大好きで、時間をみつけては足を運びます。
いつも財布にはあまり入っていないのですが、書店で読んでみたい本に出会うと、食事をするお金が残らなくても本を買ってしまいます。

今日出会ったのは、appleりんご農家の方を書いた本です。
本の帯についているニュートンよりもライト兄弟よりも偉大な奇跡を成し遂げたというのは、大げさではありませんでした。


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偉人が成し遂げたものはりんごの無農薬栽培です。
はじめはえっ?と思ってしまいました。
それがどれほど難しいことなのかどうかもよくわかりませんでした。

それまで誰もなし得なかった、と言うよりは、むしろ、不可能とされていたようですし、驚くべき事に、現在でも専門家の中には不可能だと言っている人もいるようです。
誰にもできないことだから本になるわけですが、まさに偉人ですね。
このように信念を持って、成果がいつあるかわからずに、もしかしたら、成果などないかもしれないのに突き進む。
生活をかなり犠牲にしての試みですので、なかなかできるものではありません。

NHKのプロフェッショナル仕事の流儀という番組が好きなのですが、これで紹介されたことのある方です。
この本も、その番組内では紹介できなかったことも再取材して記したと書かれています。
僕はりんご栽培をしたことはありませんが、それでも充分に感動の話です。
もし他の農薬を使っているりんご農家の方にもお話を聞けたら、さらにこの感動は大きなものになるでしょうね。

NHKには、番組放送の後から、数カ月にもわたる反響があったそうです。
最も多かったのは、「どこでこのりんごを食べることができますか」だったそうです。
奇跡のりんごですから、食べてみたいですよね。
取材を行った、青森県で小さな頃から周りにりんご農家があったという番組担当者は、はじめて食べるりんごだったと言っています。
おそらくはその担当者は、生まれ育った環境から想像しますと、一般の方々よりもりんごを食べる機会が多かったと思われますが、その人にりんごとは別の果実と言わせるほどの物。

ちなみに、この方の作られるリンゴは白金台のフレンチレストランでもいただくことができるそうです。
残念ながら予約は半年先までいっぱいらしいですが。
やっぱり食事よりも本の方を楽しもうと、積極的なあきらめが早くできましたhappy01

・・・でも気になりますね。(あきらめきれていない)apple

レーシック

休診日ということで、午後に予約をしていた聖路加国際病院へ行ってきましたよ。
実は近視を手術で治療してみようと考えて、レーシック(LASIK)の初回検査と手術についてのお話を聞きに行きました。

3時の予約から、終わりは5時までの2時間かかりました。
待ち時間はほとんどありません。
検査と説明でほぼ2時間でした。

結論としましては、手術はすぐには受けません。
眼科医の先生のお話ですと、手術後は入院の必要はなく、そのまま帰宅できるのだそうです。
しかしながら、「手術日を含めて、3-4日間は仕事はできませんよ」とのこと。
理由は術後の目の痛みだそうです。
僕の方に急な手術が入るかもしれませんし、これまでも3-4日も休んだことはありません。
ここ7-8年の中では長くても2日くらいですね、休んだのは。
少なくともすぐは不可能です。

普段はハードコンタクトをしていますので、矯正後の視力は左右共に1.2あります。
これがコンタクトをしなくてもそうなればいいな〜という軽い発想でした。

今回は、手術についての説明をされる側でしたので、そのあたりも興味深かったですね。
聖路加では基本的にLASIK(レーシック)は勧めていませんでした。
LASEK(レーゼック)でもなく、PRKという手術を勧めていました。

おもしろかったのは、このPRKという手術は、最も古い手術方法だということです。
と言いましても20年の歴史はあるようですが。
そして、もっともシンプルな術式です。
結局は僕が行う手術もそうですが、いろいろな術式がある場合には、最も症例数が多く、そして、もっともシンプルな術式のものが、結局は最も成績がよかったりします。

そのことを、聖路加の先生は、正直に、LASIKばかりをする先生には古くさいと言われることもある手術だけれども、私は最も優れていると思いますとお話しされました。

もし、手術をお願いするとしたら、他の誰でもない、この先生(眼科部長)にやっていただくことになります。
そうであれば、この先生が最もなれた術式でやっていただくのがどう考えてもベストです。
僕は自分自身のために、この先生の最も力を発揮できるやり方が何かを知り、それをお願いすることがよい考えています。
そして、この先生がやりやすいように、僕に何かできることはないかを考えることです。

LASIKは手術をする医師の心臓に悪い手術であるともお話しされました。
かなり集中力を必要とするわけです。
もしお願いするとしても、LASIKではありませんが、そのように集中力が必要で精神的な負荷がかかるのであれば、先生によい体調でいていただき、そして余計なプレッシャーをかけないようにすることが必要です。
先生がうまくやってくれることが、何よりも大切なことですので。

今日は、本当によい勉強になりました。
残念ながら、手術をするとしても、結構後のことになりそうです。

即応予備自衛官

今日は水天宮の豆まきの日、と言うよりは節分。
晴れてよかったですね。
去年の豆まきは雪が降りましたから。

突然の何だか堅いタイトル。
土曜日のテレビで知ったのですが、このような制度があるのだそうです。

自衛隊でのお仕事の経験をお持ちで、さらに何らかの理由で退職された方に志願資格があるというようなお話でした。
その番組では、元学校の先生→元自衛官→現在は専業主婦と変わった経歴をお持ちの即応予備自衛官の女性がでていらして、年間数回の訓練に参加されるのだそうです。
家庭で家事や子育てをされる中、あるときには迷彩服を着て、武器を持たれるという内容でした。
このお仕事の場合は、お呼びがかかれば即応する必要もあるようです。

経験者ですから教育訓練費が新人教育よりもかからず、かつ人件費も節約でき、そして、フルタイムの常勤が困難な方にも門戸を開くという、労使ともにいろいろとメリットのある制度のようにみえました。

確かに、新人教育ということではどこの職場もいろいろと考えて、そして悩むところなのだと思います。
ずっと慣れた経験者にお願いできれば理想的です。

当院には、即応予備動物看護士と言うわけではありませんが、非常時には即戦力となってくれる動物看護士がいます。(きっと。)
それでも、新人教育は別に行わなければなりません。

動物看護士はマニュアル書を読んでできる機器の操作だけではどうにもなりません。
また、知識や技術だけでも充分ではありません。
心と心のふれ合いを必要とする場ですので、気持ちや素養が最も大切です。
しかしながら、これらは教育や訓練ではどうにもならないと思っています。
そもそもの人となりというもは、これまでのその人の歴史であり、その人そのものです。
変えることができないものだと考えます。
そこに大きな問題があれば、教育や訓練をしても前に進むことができません。

逆に、人となり、どうぶつ達や飼い主様、そして周りの人々に対する優しい気持ちがあり、素養があると思えば、まずはそれを引き出すことから始めなければなりません。
もともとは優しいのに、慣れずにその優しさを表現ができない人もいますので。

即応予備動物看護士。
自衛官と同様に、結婚などで常勤はできないけれども、非常勤であれば職場復帰したいという方も多くいらっしゃるでしょうね。
同様に、女性の獣医師にも。

僕は、しばらく前にはこの仕事を高齢になるまで長く続けられるのだろうかと気になることもありましたが、自分にできることをしっかりとやれれば、動物病院の中での居場所は狭くなることはあっても、無くはならないだろうと思っています。
今は命尽きるまで現役獣医師でいたいというのが願いです。

この仕事以上に多くの方々と、気持ちと気持ちのお付き合いができる仕事は他にはないと思っています。

秘密のパン屋さん

2月になりました。

土曜日には雨が降り、かなり寒かったにも関わらず、大勢の方々にとって長めの待ち時間となってしまいました。
受付が常にいっぱいでしたので、車でお待ちいただいた方や、外でお待ちいただいた方、本当に申し訳ございませんでした。

日曜日も同様で、かなりの混雑でした。
幸いにもお天気だったために、受付後に一度外にお散歩にお出かけになられたり、携帯電話への「診察時間が近づきました」電話をご希望されて、お買い物へ行かれたりで、土曜日よりは待合室に少し余裕がありました。

1月はまるで去年の2008年1年間を濃縮したようなダイジェスト版のような月でした。
手術の種類、往診、そして入院、外来。
整形や腫瘍の摘出、そして開腹手術などを考えますと、1年間で実施されると想定されるいろいろな出来事が1カ月に凝縮されて行われた、そのような1カ月でした。

そのような1月の診療の中で、ちょっと意外なことがありました。
以前にブログでご紹介しましたダロワイヨのパン屋さんの場所を受付でお尋ねになる方が多かったようです。
実は僕しか行っておりませんので、看護士は場所を知りません。
そこで、今日、お昼を買いに行くときに写真を撮ってきましたよ。

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まずはロイヤルパークホテル側をシティーターミナル方面へ向かいます。


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隅田川大橋の横を通りまして、


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このパーキングまで来ますと、あとはここを左に入ればすぐです。
しかしながら、看板はありませんし、お店らしくもありません。


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こんな感じです。


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お昼のついでに明日の朝食もゲットしましたよhappy01
お店をこうしてブログで勝手に紹介してよいのか迷いましたが、載せちゃいました。
よろしければお試し下さいね。

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