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2009年3月

心臓の病気

桜、もうちょっとですねcherryblossom
既にあちらこちらでお花見が始まっているようですね。

心臓の病気について。
心臓の病気は、いろいろなものがあります。
その中には、起こりやすい病気と、稀にしかみない病気があります。

起こりやすい心臓の病気は、大型犬、小型犬で異なります。
発生率が高い病気は、小型のワンちゃんでは、僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)と呼ばれる病気です。
これが他の心臓の病気を比較して、圧倒的に多いものです。

この病気のことを、よくこのように説明しています。

灯油を容器からタンクに移すときに使う赤い頭のシュポシュポするポンプを例にお話しています。
赤いところが心臓だとしますと、心臓は血液を吸い上げて、また全身へと送り出す臓器です。
心臓にも、あのポンプと同様に逆流防止の弁が付いています。

この逆流防止の弁がしっかりと閉じないことによって、入ってきた方へも一部逆流してしまいます。

心臓にはいくつかの弁がありますが、最も大きな力がかかるところにあるのが僧帽弁(そうぼうべん)と呼ばれる逆流防止弁です。
この僧帽弁が閉鎖不全を起こす病気です。

この病気になるといろいろな検査をします。
そして、いろいろな薬を使って、心臓をコントロールします。
しかしながら、心臓ですから、この病気になるといつでも急変の可能性があります。

ここで問題になるのが、いつから病気が始まったのかということです。
この病気は定期検査の聴診で発見されることが最も多いのですが、この段階ではほとんど何も症状がありません。
症状がないばかりか、元気ですし、食欲もいつもと何も変わりません。
もしかすると、初期では獣医師に心臓の病気があると言われても、本当に?と思われるかもしれません。

しかし、ある程度病気が進行しますと、何かしらの変化がでてきます。
元気がなくなったり、食欲がなくなったり、咳がでたり、お散歩中に歩かなくなったりします。
この段階では、多くの場合に治療に反応します。
それでも、異常がわかりにくいために気付かれずに、検査で病気がわかったときには重篤な状態で、治療に反応しないこともあります。

この病気は、予防はあまり有効ではありません。
早めに発見して、効果的な心臓の管理方法を獣医師にきかれることです。
治療をはじめるのは早いほどよいというわけでもありませんので、治療を開始する良いタイミングはかかりつけの獣医さんにお尋ね下さい。

治療をはじめるかは別としまして、早めにこの病気を発見する方法はまずは健康診断の時の聴診です。
レントゲンや超音波(エコー)検査をする前に、聴診は何よりも大切です。

元気にお花見に行けますようにhappy01

膀胱結石

最近よく見かけるのが、ネコちゃんの膀胱結石です。
寒くなるとネコちゃんの膀胱炎が増えるのは毎年のことです。
しかし膀胱結石で、しかも手術まで必要になることはあまりありませんでした。

この冬は何度も同じ手術をしました。
たまたまなのか、何らかの原因で増えてきているのか。


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見づらい写真ではありますが、膀胱の中に、小さく白く見えるところがあります。
これが結石です。
ワンちゃんにはとにかく多く、全くめずらしいものではありません。
しかしネコちゃんの場合ワンちゃんほど頻繁になるものではありません。

症状
このように結石ができるた場合の症状は、血尿が出たり、何度もトイレに行きたがったり、また、トイレにいる時間のわりにはあまりオシッコが出ていなかったりといった症状が目立ちます。
時には、トイレで全くでないこともあります。
このような場合、飼い主さんは便秘かな?と思われて連れて来られることも多くあります。

検査
まずは尿検査、そして、超音波(エコー)やレントゲンを使った画像診断をします。
必要に応じて、血液検査をします。

治療
結石が見つかると取り除く必要があるのか、どうかの判断をします。
取り除くべきかどうかの判断は結石の大きさによります。
小さなものであれば、自然に出てくることもあるからです。
取り除く場合は、基本的には手術です。

その後のケア
細菌が関係する膀胱炎になっていることもありますから、その場合には細菌対策の薬が必要です。
体質によって、結石ができやすくなっていることもあります。
その場合には、食餌療法が必要です。
時に、ストレスで結石とは関係のない膀胱炎になることもありますので、トイレをいつも清潔して排泄をしやすくすることも効果的です。

一度膀胱結石ができた場合には、手術をして取り除いても、またできる可能性が高いものです。
その場合には食餌療法がとにかく大切です。

春。
健康に過ごせますようにhappy01

突然の臨時休診

また寒くなりましたね。
桜のつぼみが膨らんできたところですが、一旦休憩ですね。


突然ですが、都合により明日3月26日(木)の午後の診療をお休みさせていただきます。

このブログでしかお伝えできずに申し訳ございません。

明後日3月27日(金)は、通常どおりの診療です。
朝9:00から12:00、午後は5:00から8:00です。

ご迷惑をおかけいたします。

東京マラソン

昨日は東京マラソンがありました。
早朝、トルナーレ前の広場で、イベントの準備をする方々が大勢いらしゃいました。
人形町には警備員さんもいましたし、水天宮前の交差点付近にはボランティアグループらしい方々が集まっていらっしゃいました。

そして、次に外に出たのはお昼休み。
だいたい2時頃でしたが、市民ランナーの方々が浅草方面からの帰りで、小雨降るなかで頑張っていらっしゃいました。

後は暗くなってから。
すっかりと道路は元どおりになり、新大橋通は普段と変わらない感じになっていました。

今回で3回目。
動物病院のすぐ近くをランナーが通過するので、ゆっくりと応援できるといいのですが、なかなかですね。


そろそろ、フィラリア予防のお知らせをお送りする用意をしなければなりません。
毎年患者さんが増えますので、お送りするハガキもそれに伴って増えます。

毎年、フィラリア予防やノミダニ予防の薬を頂く薬屋さんにハガキをお願いするのですが、このハガキには「    」にご来院ください。と、来院時期をこちらで書くように「    」があります。

フィラリアの予防は、散歩コースやご自宅周辺などに蚊が出てから始めても間に合います。
蚊が出る時期は、それぞれのお住まいの地域やお散歩コース、そしてそれぞれの年によって異なるために、一概にこの頃、と指定することが困難です。

一応目安として、4月中旬ですとか、4月下旬あるいは5月上旬と書かせていただきました。
これはあくまで目安ですので、その時期よりも早くても、遅くても、予防ができないということではありません。

フィラリアの予防の時期なりますと、混雑することもあります。
待ち時間を少なくするために、1-4時の予約診察のお時間もお使い下さいね。
予約はお電話(03-5918-7887)でお受けしております。
→診療日と、診療時間のご案内

プール

久しぶりに、昨日の午後にプールで泳ぎました。

午前中に入院の子の検査、治療、そして急患の方の診察が終わり、午後に2時間ほど時間ができたので行ってきました。
長いこと泳いではいなかったので、どうなることか心配しながらでした。
はじめはなかなか腕が思うように動かなかったのですが、500mほど泳いだあたりから調子をとりもどしてきました。

コースロープがあるところとないところがありまして、ロープがあるところはあまり休まずに泳ぎ続ける人向けでした。
初心者コースにはロープはありませんが、自由に泳げて、しかも空いていましたので、昨日は初心者コースで泳いでみました。

気持ちよいものですね。
久しぶりに運動をした気がします。

ビート板をもって、バタ足で泳いでみたり、足にはさんで腕だけで泳いでみたり。
とにかくのんびりと泳いでみました。

近くの区民プールでしたが、ロッカー室で一つ問題発生。
携帯電話が使えません。
圏外になってしまいます。
いつでも電話にはでられるようにしていますが、泳いでいるときには電話に出られないにしても、着信だけでも残ると後でかけ直せます。
しかし、圏外では着信すらわかりませんので、今後どうするか検討が必要です。
どこからか電話があったのではないかと、気になって泳げなくなりそうでしたので。

携帯電話の圏外対策をして、また行こうと思っています。

4月から

当院も今月で満2年が過ぎ、4月から3年目に入ります。
いろいろなことがありながら、本当に多くの方々の温かいお気持ちにふれながら、時間が進んで行きます。

今日も春を思わせる、温かい日になりましたねsun

ところで、4月から当院のスタッフが増えます。
獣医師が1名、看護士が1名。
どちらも新卒さんです。

今日、獣医師国家試験の合格発表がありました。
当然のことながら、内定者である彼は合格を決め、喜びの報告をしてきてくれました。

獣医師国家試験の問題が公開されています。
僕の時にはありませんでした。
参考までに。こんな問題がでるんですよhappy01
→農水省の獣医師国家試験問題のページ

看護士の内定者は去年の早い時期に決めた方です。
卒業式が今月のはじめにあったとのことでした。

うちの動物病院は、チームワークを特に大切にしています。
個人プレーではやっていけません。
志を一つにして、スタッフ全員が同じ方向を向いて進まなければ、1歩も前進ができません。
逆に、スタッフの志が一つになったときには大きな1歩を踏み出すことができると考えています。

cherryblossom
新しいスタートの時期になりました。

今後とも、一層の努力が必要です。
厳しくご指導ください。

ユーカリラディアータ

花粉症で辛かったので耳鼻科で薬を頂いたら、すっかりよくなりましたhappy01
局所のステロイドと、抗ヒスタミン剤などです。

自身で体験してみると、なるほど、ヒトには抗ヒスタミン剤はよく効くものだとわかります。
しかしながら、ワンちゃんの痒みには、少なくとも抗ヒスタミン剤単独では効果がないという根拠が既にわかっています。
ワンちゃんにも、僕に効いたように抗ヒスタミン剤が効くといいのですけどね。

今回、花粉症のお話をしていたら、いつも院内で使っているアロマオイルをお願いしてる先生に、呼吸が楽になるとのことで、ユーカリラディアータの精油をご紹介していただきました。

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マスクにつけておくと良いと教えていただきました。
そのまま香りを楽しんでもよさそうです。

アロマオイルは薬ではありませんから、効能を記すことはできません。
体験談としましては、ミントのようなメンソールのような感じで、呼吸が楽になりました。

ここに一つ問題があります。
ユーカリのオイルは、時にワンちゃんを興奮させることがあります。
特に体が弱っている時などは、興奮によって状態を悪化させることがあるようです。
そのような理由から、このオイルは院内では使わないでおこうと考えております。

花粉症でお悩みの飼い主さんも多くいらっしゃるようです。
どうぞ、ご参考にしてみてくださいね。

22日(日)は東京マラソン

土曜日の悪天候から一転、昨日はよい天気でしたねhappy01

お昼に外に出たときに、スポーツウエア姿の団体さん達を2グループほど見ました。
団体さん達は、新大橋通を茅場町方面に向かって歩いていました。
おそらくは、次の22日の日曜日に行われる東京マラソンの下見ではないかと思いました。
別の団体さん達だろうと思いますが、先週の日曜日にも見ました。

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人形町にたなびく東京マラソンの旗が、青空をバックに映えています。

参加者は、希望者の中から抽選のようですね。
いろいろなマラソン大会に出ていらっしゃる方が飼い主さんとして来院されます。
お話を聞いてみると、今年は抽選にもれてしまって走れないとのことでした。
抽選の方法に、一般と陸連関係者と別れているから、陸連に入っていると抽選に当選しやすいのではないかとお話しされていました。

また、昨日の外来でお話していますと、出場するという方もいらっしゃいました。
ご夫婦で申し込まれたら、ご主人だけが当選されたそうです。

去年もいろいろな有名人の方々が通過して行かれたのを見ました。
今年も賑やかになるでしょうね。

そして、当院までのアクセスが大変になることも予想されます。
来週の日曜日にご来院去れる場合には、交通規制にご注意ください。
東京マラソンの交通規制のページ

血液型

2カ月に1度ほどの割合で、東大でセミナーがあります。
いつも夜の7時30分から10時頃まであります。
昨日は診療終了後でしたから、8時30分から参加しました。

3つの話がありましたが、僕が参加できたのは後の2つだけでした。
その話題の1つは犬の前立腺癌です。
もう1つのテーマは犬猫の輸血です。

前立腺癌は男の子だけの問題です。
いろいろな統計や集計結果を見せていただきました。
通常、前立腺の病気は去勢手術をしているとかなり防げます。
前立腺の腫れや炎症などは去勢手術でかなり小さくできたり、起こりにくくなります。
また、去勢手術で治る前立腺の病気もあります。

しかしながら、前立腺癌は去勢していても、していなくても、起こります。
東大の集計ではミニチュアダックスに多いという結果がでていました。
東大では前立腺癌は最近2年間で10件。
その中での話ですから、たまたま結果として多かったとも考えられます。

前立腺癌の症状の1つは膀胱炎症状です。
その後で化学療法(いわゆる抗癌療法)がなされます。
最初に行う検査は超音波検査(エコー)、尿検査です。
さらに詳しいことは、麻酔下での病理検査やCTです。
治療は手術に限られます。

次に輸血の話がありました。
東大は、一般の動物病院からの紹介だけを受ける、いわゆる2次診療の動物病院です。
輸血も平均すると毎日必ずあるくらいの数です。

献血プログラムもあり、献血のお願いもされているようですが、なかなか必要量には満たないようです。

東大でのセミナーは夜の10時過ぎに終わりました。
小雨でしたが、傘はいらない程度でしたね。
その後で冷たい強風が吹いていましたね。

当院でも必要に応じて輸血を行っています。
先日は大きなワンちゃんに協力をしていただきました。
献血をして頂くのは、できれば25kg以上の体重のワンちゃんが理想的です。

あまり知られていない血液型のお話です。
ワンちゃんの血液型はいくつかのタイプがあります。
DEA1.1、1.2、1.3、3、4、5、6、7、8が存在ます。
ネコちゃんではA、B、ABの3種類です。

ネコちゃんのAB型は極めてめずらしく、お父さんネコもお母さんネコも両方がAB型でないと、AB型の子供は生まれません。

どうぶつの血液型占いがあるとおもしろいのかもしれませんねhappy01
日本の多く(およそ80%)のネコちゃんはA型ですから、ほとんどのネコちゃんが同じ運勢になってしまいます。
さらには、ワンちゃんの60%ほどはDEA1.1(+)です。

体験記

去年まではあまり気にならないほどだった花粉症の症状が、今年はかなり目立ってきました。
症状は日中はあまり気にならないことも多いのですが、明け方近くに現れます。

そのような訳で、何か良い薬を探そうと、昨日ドラッグストアに行ってみたのですが、なかなかよい成分が入った物がありません。

残念ながら、市販薬で済むならば病院は必要ないわけです。
お医者さんに診察・処方されて、薬剤師さんに調剤されたものであれば、最も治るのに近いものです。

いつもはどうぶつを診察させて頂く側ですので、される側で病院の中を見ますと、いろいろなことに気づかされます。本当に勉強になりました。

花粉症だと思っていても、本当にそうなのかは検査をしないとお医者さんでもわかりません。
例えば、花粉症だと思っていても、季節の変わり目にでる鼻炎かもしれません。
また、たとえ花粉症だとしても、スギ花粉が原因なのか、加えてヒノキの花粉も関係しているかは、血液検査なしではわかりません。

僕の体験上、お医者さんにできるだけ自然に症状をできるだけ詳しく提供することで、お医者さんは診断がしやすくなるのではないかと考えます。

逆に、診察し辛い出来事としましては、患者が自分の病気はこれこれに違いないと、例えばインターネットなどで思い込みを深くしている場合でしょう。

そうであればよいのですが、そうではなかった場合には、「その病気ではありませんよ」と、違うことを証明する必要もでてきます。

僕の場合は、とにかく症状をすべて話すことだけに気を配ります。
自分の思う病気に近づけるために、症状に偏りがあると、見方を誤ることがあります。
自分の思った診断をして欲しいわけではなくて、単純に自分が思ったものではなくても正しい判断をして欲しいですから。

花粉症は、花粉が飛散しなければ関係のない病気です。
もうちょっとの辛抱でしょうね。

狂犬病の集合注射

獣医師会の打合せがありました。
毎年春に行われる狂犬病予防接種の集合注射が議題の中心です。

東京都獣医師会の中央支部(港区、千代田区、中央区)の獣医師が、それぞれの会場で注射をするスタイルです。今年も各会場2-3名の獣医師で行われます。
僕は去年初めての集合注射でした。今年で2回目です。

犬登録をされている皆様のところにも保健所からご案内が届くと思います。
そこに記載されています近くの会場で受けることができます。
中央区は4カ所です。

4月21日(火)14:00-15:00
中央区保健所(築地7丁目)

4月22日(水)14:00-15:00
月島特別出張所(月島4丁目)

4月23日(木)14:00-15:00
総合スポーツセンター(日本橋浜町2丁目)

4月24日(金)14:00-15:00
日本橋保険センター(日本橋掘留町1丁目)

これらの会場は雨天決行とのことでした。
平日のお昼間です。

→リンク:東京都中央区の狂犬病予防接種についてのページです。
→リンク:東京都江東区の狂犬病予防接種についてのページです。

上の日程でご都合が悪い方や、ワンちゃんの体調がご心配でしたり、個別で接種をご希望でしたら、当院でもこれまでと同様に注射が可能です。
その場合には、上記の時間は関係ありません。
いつでも診療日の診察時間で対応しております。
土日も夜8時まで受付しております。

一つお知らせがあります。
4月10日(金)の午前中に、港区へ集合注射へ行くことになりました。
つきましては、大変に勝手ながら、4月10日(金)の午前の診療をお休みさせていただきます。
当日は午後の診療を早めに始める予定でおります。
詳細が決まり次第、ホームページでご案内いたします。
ご迷惑をおかけいたします。

読書

今日は花粉がたくさん飛んでいそうで、外に出るのを躊躇してしまいます。
お昼にちょっと外に出てみました。
すると、近くにできたマンションのショールームの案内看板を持った方が歩道に置かれたパイプ椅子に座っていました。
一日中ここにいたら、どれだけの花粉を吸い込むかを想像したら辛くなりました。
そして、いつも行列の鯛焼きの柳家さんにも、お店の中ではすまなくて、行列が外の歩道まで続いていました。
長時間並ぶのは花粉症の人には辛いだろうな〜と思ってしまいました。
いずれも、花粉症でなければ全く問題のないことですね。

話は変わりますが、まだ京都で仕事をしていた頃の出来事です。
大橋巨泉さんがテレビ番組にゲスト出演されていまして、ご自身で書かれた本を他のゲストの方々に配られていました。
休み時間に獣医師仲間がその話題をしてきまして、「誰が買わはるんでしょうかねぇ、あんな本」と、つぶやいていました。
「僕みたいな人だと思いますよ」と、鞄からまさにその本を取り出して見せると、大げさなくらいに驚かれました。

大橋巨泉さんの本はいろいろと読みました。
セミリタイアという自由な生活をしながら、本を書いたり、海外で生活したりと、羨ましいところもあります。
両国で生まれ育った方のようです。
1年のほとんどを海外で過ごし、ゴルフgolfを楽しんだりといったことが本にもよく書かれています。

先日、本屋で見つけた大橋巨泉さんのはこんなbookでしたhappy01

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これまでの本とは趣が異なり、いろいろなことに対しての批判が気になりましたが憎めません。
彼がまだ現役でテレビ番組の司会者をしていた頃にやっていたという「巨泉のこんなモノいらない!?」という番組の本版のようなことも書かれていました。

ちなみに、僕にとって「こんなモノいらない!?」は、街に飛来するスギ花粉でしょうか。
しかし彼のように、スギ花粉が飛び交うこの時期だけ日本を離れて、花粉があまり飛ばない国へ避難することができれば問題はないのでしょうねhappy01

骨折

この1月ほどの間に、ワンちゃんの骨折が3件ありました。
最近骨折で来院される方は少なくなっていると言われます。
確かに大きな病院でも骨折で来院される方の件数は年間1ケタということもあります。

当院に来院された1件はトレーニング中に、2件は落下です。
トレーニング中にはいつもよりも体に負荷がかかっていますので、運動選手の方が一般の方よりも大きな怪我をされるのと同じかも知れません。

落下は抱っこしていて落ちたというのがほとんどです。

骨折はいろいろなタイプがありますが、ほとんどは短期で治るわけではありません。
完治までに2-3カ月かかることも多いものです。

治療をしてお家に帰る時には、ワンちゃんは想像以上に元気です。
これから長い治療期間がはじまるのですが、ワンワン走ったりジャンプしようとしたりします。
骨折をしたワンちゃん自身が一番患部を気にしていないように見えます。
しかし飼い主さんの心の傷が癒されるまでにはしばらくかかりそうです。

骨折は、しっかりと治療をすれば完治します。
そして飼い主さんの気持ちも、その頃にはきっと晴れていると思いますよsun

この3件の方々も、春には治って散歩に出かけられるのではないでしょうかhappy01

ハンバーガー

snow今日は午後から雪かも知れないということでしたが、今のところ大丈夫のようですね。
桃の節句。
ひな人形を飾られたご家庭もあるでしょうねhappy01

午前の診療時間が終わって、すぐに手術して、その後でワンちゃんの検査を進めて、往診に行って。
そうしている間に時計の針は3時をまわりそうでした。
気がつくとお昼を食べていないことを思い出し、往診の帰りにハンバーガー屋さんで持ち帰りを作っていただきましたhappy01
久松警察署の近くです。

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いつもお昼時には行列ができているこのお店も、3時ですからお客さんは誰もいません。
以前に一度だけ頂いたことがありましたが、かなり前のこと。
もう忘れています。
ただ大きいということは覚えていました。

持ち帰りように作っていただいたのはベーコンチーズバーガー。
ハンバーガーが入った袋がずっしりです。
中身はこんな感じです。

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ポテトは全てのハンバーガーに付いてくるのだそうです。
この写真ではハンバーガーの大きさがあまり伝わらないかも知れませんね。

表面がカリッと焼かれたゴマ付きバンズはちょっと甘めです。
下のバンズの上はマヨネーズ。
その上はぐるぐる巻きにしたたっぷりのレタスがありまして、次にはみずみずしいトマト。
さらにはグリルドオニオン。
そして大きいチーズとハンバーグ。

黄色のMのマークのハンバーガーですと、2個分くらいのボリュームかもしれません。
夜はあまりお腹が空かないかもしれません。

お腹の空きすぎには注意ですね。
過食気味になってしまします。
それにしても、これもジャンクフードと言うのでしょうか。
立派なお食事に見えますよ。

お腹いっぱいになって幸せでした。

去勢手術

今日から3月。
曇り空ですが、天気予報は雨。
お花見まではまだまだ寒いものですよね。


去勢手術に関係して。
去勢手術にはその是非をめぐっていろいろな意見があるようです。
今回はその是非をめぐる内容ではありません。

最近診察をした中に、肛門周囲腺腫と会陰ヘルニアがあります。
それぞれ別の子が発症したのですが、これらは去勢手術をしていると極端に発生率が下がります。
また、これらの病気の手術を行うときには、基本的に去勢手術を同時に行うことが推奨されます。
男の子のホルモンによるものであるとされています。

これらの病気は基本的にすぐ生命に危険をもたらすような怖い病気ではありませんが、どちらも肛門周囲に手術以外では解決できない問題が生じます。

発生頻度はそれほど高い訳ではありませんが、滅多に見ない珍しい病気でもありません。
きっと獣医師であれば誰でも見たことがあるはずです。

そのような中で、飼い主様からお問い合わせがあった場合に、去勢手術のメリットとして、このような病気の予防になることを紹介すべきか否か。
当然に紹介すべきだと考えますが、発生頻度も同時にご紹介しなければ、必要以上のご心配をおかけすることになりかねません。

アメリカの女性で、乳がん遺伝子が見つかったということで、ご自身のまだ健康な乳腺を全部摘出した方がいるという話がありました。
病気であっても勇気がいることですが、健康体で摘出するものすごいことです。
その話には続きがありまして、その方のお母様も、おばあさまも、乳がんで大変な苦労をされたようです。
その病気のことを近くで見てきたので、決断ができたのだろうと思います。

これまで何かの病気で動物と辛いお別れをされた方が、次に動物を飼われるときには、同じ病気にはなって欲しくないと健康診断や日々の健康管理はその病気の予防にまず向かう傾向があります。
その病気のことを近くで見てきたので、当然の思いだと考えます。

獣医師も多くの病気を日々診察する中で、一つの情報として去勢手術のメリットをお話したい場面もあります。
その病気のことを近くで診てきたから話せることがあります。
女の子の不妊手術にはもっと大きなメリットがあると考えますが、やはりこれらの手術の是非にはいろいろなご意見があり、結論は平行線の彼方かも知れません。

実は予防できた病気が発見され、心を痛めていらっしゃる飼い主様をみると、もっと強くに推奨すべきであったのか自問するところです。
しかしながら、その去勢手術をしないことを選択された飼い主も尊重すべきだと考えます。

一つのお話として参考になればと願います。
自身の辛い経験よりも、できるだけ歴史や統計、そして根拠のある中立的な情報に学びたいと考えております。

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