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2009年9月

ご連絡

9月29日の午後の診療時間に変更があります。

午前 9時から12時まで受付
午後 4時から6時まで受付

明後日の9月30日(水)は休診日です。
10月1日(木)からは通常どおりです。
ご迷惑おかけいしますが、よろしくお願いいたします。


mapletyphoon
結構暑がりなので、数日前まで半袖で過ごしていたのですが、さすがに朝は寒いですね。
そろそろ10月ですから当然ですけどcoldsweats01

その10月のスケジュールをみてみますと、既に手術がいっぱい。
気の引き締まるスケジュールになっていました。

いつもですと、だいたい2週間先くらいまで手術予定が入っています。
しかし10月はさらに先まで予定が決まっています。

そして、今月前十字靱帯断裂の手術をした2匹のワンちゃんが偶然にも今日来院されました。
ブログでご紹介したのはそのうちの1匹のワンちゃん。
その後で、もう1匹、同じ手術が必要な子が来院されました。

どちらもゆっくりと歩くときには足を上げたり引きずったりといった症状は目立ちません。
まだ術後2週間程度ですので、さすがに早歩きをすると片足上げて3本足になってしまいますが、今の段階では充分な回復にみえますhappy01

この前十字靱帯断裂の手術には、様々な方法があります。
さらには、次々と新しい手術方法ができています。
このような手術は、これで大丈夫!という手術方法がまだ確立されていないとも受け取れます。

今年開かれた整形外科のセミナーでも新しい方法が紹介され、整形外科に熱心な先生方も次々に違う理論で新しい方法がでると困ることもあるというご意見でした。

いろいろと情報を集め、その中からベストを用いることが理想なのはあたりまえです。
その中でもシンプルなものが術後合併症も少なく、成績がよいと考えています。

今回は僕が小型のワンちゃんによく行う手技を使いました。
おそらくは最もシンプルで、最も術後成績のよい方法かもしれません。 

次ぎに来院される時を楽しみにしています。
早く走れるようになるといいね。

診療時間の変更

突然ですが、9月29日(火)の診療時間を一部変更いたします。

午前の受付は変更ありません。
9:00-12:00

午後の受付は下のとおりです。
(29日のみ)
4:00-6:00

勝手ながら、獣医師会への参加のために、変更いたします。
皆様にはご迷惑をおかけいたします。
申し訳ございません。

お電話はつながります。
すぐに出ることが出来ない場合には、折り返しお電話いたしますので、着信がわかるようにご連絡ください。

(*非通知設定でお電話を頂いた場合、折り返しおかけすることができません。)

都心で生活するブタさん

秋ですねmaple
長袖シャツくらいの軽装で隅田川にかかる橋を渡ると、川風に吹かれて、ちょっと寒い時もあります。


今回、ミニブタさんがワクチン接種で来院です。
この子が受付で待っていると、周りの方々が驚かれます。
「ブタさんも診るんですね」、そう言われます。

去年この子の手術をしたときは、1泊入院してもらいました。
開腹手術でしたが、その後の回復も順調でした。
その頃は、まだ小さな本当のミニブタさんでしたが、今回は中型犬よりも体重がありました。

確かに、ミニブタではないブタさんの体重は生後6カ月で100から120kgほどです。
ですから、ミニといのは、普通のブタさんと比較するとミニですが、子犬のようなブタではありません。
生後1年で体重が20kgを超えていても、ミニではないブタさんに比べると、十分ミニなのです。

話はかなり脱線しますが、以前にミニブタを購入した方が来られていたことがありました。
今回のミニブタさんの飼い主さんとは違います。
その方は、ミニブタさんをマンションのベランダで飼われていたのですが、大きくなりすぎたから飼えないという相談をされました。

・・・。えっ?
本当に辛い出来事でした。
結局、その子は、他県の牧場で飼われることになり、結果としては大変に幸せな生活を送ることができるようになりました。
その元気な姿を牧場の方が送ってくださったようで、元飼い主さんに写真を見せていただきました。
広い牧場でノビノビと暮らしているようでした。

さて、今回のミニブタさんは、おそらくは最も都心に住むミニブタさんではないでしょうか。
このミニブタさんに必要なワクチンは豚丹毒ワクチンです。
人にも関係する病気です。
この飼い主さんはイノシシがいるような郊外へもお出かけになるとのことで、相談の結果、このワクチンをご提案しました。

ミニブタさんは悲鳴を上げますweep
どんなに優しくしても。
そうしてワクチンは終わりました。

飼い主さんは豚インフルエンザも気にされていましたが、今回は行いませんでしたpig
国内では流行した同じインフルエンザの豚用のワクチンを製造しているところが1社あります。
用意はいつでもあるので、危険が迫るようでしたらまた、・・悲鳴を聞きながら注射かもしれません。

みなさまも、インフルエンザ、ご注意くださいね。

前十字靱帯 -2of2-

土曜日で雨。
ゆっくりスタートで外来が始まると思っておりましたが、意外と混雑してしまいました。
雨も、強くなったり、弱くなったり。

ところで、前回の続きなのですが、前十字靱帯断裂の手術の開始です。
全身麻酔を行いながらの手術です。
手術前の検査は先日終了しておりますので、今日は身体検査だけを行い、そのまま手術を行います。

僕が執刀し、もう一人の獣医師が麻酔医を、そして、僕の右腕である看護士が助手です。
この子は、前十字靱帯断裂の整復手術と、目の上の腫瘍の手術と、右ワキの腫瘍の手術、そして、右足の甲にある小さな腫瘍の手術をいっぺんに行います。

前十字靱帯の手術を最初に行いました。
麻酔をかけると、この損傷特有のサインがよりはっきりとわかります。
手術で、このサインがなくなるようにします。
足を曲げ伸ばししながら、手術を進め、最終的にはしっかりと固定できました。

次は目の上の腫瘍。
これは悪性腫瘍も考えられるので、できるだけ広く取りたいところですが、場所が目の上だけに、そう余裕をもって広く取ることができません。
かと言って、再発は絶対に避けたいところです。
また、まぶたギリギリを手術しますので、左右の目みための大きさが変わらないように、形成が必要です。
おそらくは黒色腫という腫瘍だと思いますが、皮膚の黒色腫は良性も多いために、しっかりと取った後は腫瘍の病理検査を待つだけです。

その他、ワキのところ、足の甲と進め、無事に何事もなく手術は終わりました。

全員でやり遂げた手術でした。

次ぎの日には、まだ足は赤くしていましたが、思ったよりも元気で何よりでした。
早く足がうまく使えるようにと、今はそれを祈るばかりです。

飼い主さんの笑顔が何よりも嬉しいものでしたhappy01

前十字靱帯 -1of2-

膝は、太ももの骨とスネの骨が合わさるところですが、ここには、この2つの骨をつなぐスジがあります。
ご存じの靱帯です。
この靱帯もいくつかありますが、その中に、前十字靱帯という靱帯があります。

今回のワンちゃんは、この靱帯を痛めてしまいました。
小型犬で、体重が3kgほどしかありません。

この前十字靱帯の損傷、あるいは断裂と呼ばれるものの治療は、保存療法と外科手術があります。
保存療法は、そのまま放置するというものですが、体重が少ない小型のワンちゃんは、これでも治ることがわかっています。

当然ながら、全ての小型犬の前十字靱帯の断裂が保存療法で治るわけではありません。
手術が必要なこともあります。

今回は、経過も長めでしたし、断裂の程度も重かったので、手術で治すことになりました。

お散歩好きのワンちゃんと飼い主さんです。
しかしながら、手術前後でお散歩がこれまでのようにできない日がしばらくあります。

はじめてこの症状を診せて頂いた時には、片足をあげて、ひょこひょこ歩きしかできませんでした。
どうにか手術をすることで、保存療法よりも早くに治ってほしいと考えました。

小さな体ですが、手術を乗り切ることは心配はなさそうです。
あとは予定どおりの手術をするだけです。


きっと、飼い主さんは手術前夜から寝ていらっしゃらないのではないか。
そう思いながら、当日お預かりしました。
努めて明るくお話されているような、そのような印象を持ちました。

当然ですよね。手術ですから。
でも、きっと大丈夫。

-つづく-

シャンプー

台風一過、どこまでも続く晴天sun
気持ちの良い1日。
とはいきませんねぇ。
残念。

ところで、この季節、また痒みがひどくなってしまうワンちゃんが増えています。
アトピー性皮膚炎の場合には、痒みを弱くする方法はいくつかありますが、注射や飲み薬以外の方法には下のようなものがあります。

1 環境中にアレルギー(アトピー)の原因物質を減らすこと
2 荒れている肌を整えること
3 塗り薬を効果的に使うこと

アレルギーの原因物質を減らすことは、なかなか難しいことです。
ハウスダストマイトと呼ばれるダニや、カビを減らすにはいくつかの方法があります。

お部屋の換気を充分にすること
防ダニ布団や防ダニ製品などでワンちゃんの近くのダニを減らすこと
そして空気清浄機を使うこと
です。
また、カーペットや絨毯よりも、フローリングの方がハウスダストマイトやカビは少なくなるようです。

そして、荒れた肌を整えるのに役立つのがシャンプーです。
当院では、この目的で3種類ほどのシャンプーをお勧めしております。
荒れた肌を整えることが目的ですので、この3種類の中には殺菌を目的としたシャンプー(例えばノルバサンシャンプー、マラセブシャンプー)は含まれません。

肌が荒れているとなぜよくないか。
それは、アレルギー(アトピー)の原因物質は、皮膚の表面から進入するからです。
それを防ぐだけでも、痒みを弱くすることができます。

シャンプーには、アレルギー(アトピー)の原因物質を落とす目的と、皮膚の状態をよくする目的が求められます。

細菌や真菌が繁殖してしまっている場合には、ノルバサンシャンプーやマラセブシャンプーといったものは有効かもしれません。
しかし、こられが、痒い時には何でも有効かと言いますと、答えはNO!です。

以前、アトピー性皮膚炎は、原因物質を吸引して起こるものだとされた時代もあります。
しかしながら、最近では、皮膚から進入して起こることがわかっています。
となると、皮膚のバリア機能を高めるために、お使いのシャンプーを見直すことも必要かもしれません。

ご相談はいつでもお受けしておりますmaple
日本橋動物病院

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