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2009年10月

10年以上

最近は朝晩の温度が日々違いますので、シャツだけで外に出ると、もう1枚着ておくべきだったと思うことがありますmaple
今朝がまさにそうでした。


先日、新規のワンちゃんが来院されたときのことです。
いろいろとお話をする中で、僕の出身大学をお尋ねになりました。
この方は他県にお住まいだったのですが、今は都内にもご自宅をお持ちで、行ったり来たりされるようです。
他県で診察を受ける動物病院には担当の獣医師がいらっしゃるようです。
その動物病院の先生が東北にある国立大学の出身者ということで、めずらしいと思われているようでした。


獣医学を履修できる大学は全て6年制ですが、だいたい4年生くらいから研究室配属と言いまして、いわゆるゼミのようなところへ所属します。
この研究室には、内科学、外科学、解剖学、微生物学、生理学、病理学、公衆衛生学、薬理学、などなどいろいろなものがあります。

どの研究室に所属するかで、その後の専門が変わるということはありません。
内科学の研究室に所属することで、外科ができないとか、公衆衛生学にいたから、内科も外科もわからないとか、そのようなことはありません。
単純に、学生時代にどの分野に興味をもって、知識を深く掘り下げるような研究をするかが違うだけです。

僕は病理学の研究室に所属していました。
ここでは腫瘍の組織診断を中心とした、病気の起こり、分類、などなどを行います。
肉眼で調べたり、顕微鏡で調べたりして病理診断をします。

研究室には、4年生、5年生、6年生がいることになります。
さらには、大学院生や留学生、当然ながら、教授、准教授、などなど。


その他県の動物病院の先生は僕の大学時代のしかも病理の先輩だということがわかりました。
学年が1つしか違いませんから、僕が5年生の時の6年生で、いろいろとお世話になり、また、その明るい先輩のお陰で楽しい研究室生活を過ごすことができました。

早速大学の病理の研究室に連絡をして、その先生の連絡先を教えてもらいメールしました。
その先生の動物病院のHPもわかり、拝見すると、・・・10年以上経つのに変わっていないhappy01

近いところなので、お会いできるのではないかと期待しています。
飼い主様がつないでださった再会へとつながるエピソードでした。

オシリックスって?

今日から寒くなると聞いていたのですが、ただの噂だったのでしょうか、sun暑くなりましたね。
t-shirtシャツを脱いで、Tシャツになってしまいました。


昨日、レントゲンが新しくなり、完全にデジタルになりました。
レントゲンフィルムを使わなくなりました。

レントゲン室で撮影して、そのまま診察室のモニタでみることができます。
拡大しても画像がきれいですし、心臓のサイズを計ったり、細かな部分の面積を測ったりといった計測も簡単にできるようになりました。
また、検査センターで撮影したCTやMRIなどの画像も、立体的に表示したり、断面を変えたり、グルグル回転させていろいろな角度からみたりできるようになりました。

この画像処理システムは、買うとなると相当に高価なのでしょうが、当院で使っていますMacには、無料のソフトがあります。
残念ながらWindowsにはなさそうです。

その名前がおもしろいんです。
OsiriXです。
オシリックス。
思わず笑ってしまいそうな名前です。

実は、開院当初から、このようなシステムを導入したいと思っていました。
何年後になるのかわかりませんでしたが、思っていたよりも早くに導入することができました。

来週は超音波検査装置が届きます。
ますます画像診断の精度が高くなります。
最も大切なのは身体検査であることを忘れないようにしながら、画像検査を補助に使っていく予定です。

レントゲンも超音波(エコー)も、どちらも痛くはない、どうぶつに優しい検査が可能な機器です。
より正確に、より優しくwink

画像診断

雨続きの先週とは違って、秋晴れの本当に気持ちの良い日が続きますねsun
外に出かけたくなるような日ですねmaple


当院には、画像診断に使う機器はいくつかありますが、今月新しくなるものがあります。

レントゲンが完全にデジタルになります。
撮影したレントゲン画像が、各診察室のモニタに映るようになります。
これまで検査をするときには、現像に少しお時間を頂いておりましたが、その時間がほとんどなくなります。
また、モニタに直接映すことで、レントゲンフィルムが必要なくなります。
フィルムレスと呼ばれるものです。
この装置の優れているところは、レントゲン画像をデジタル処理しますので、もうちょっとココを拡大したいとか、撮影条件を変えたいとか、そのようなことが撮り直しをしなくてもできるという点です。
導入予定日は10月20日です。

超音波診断装置も新しいものが加わります。
従来の超音波検査装置も必要な機能はありました。
これから入るものは、お腹の検査も、心臓の検査も、さらに詳しくみることができるようになります。
カラードップラーと呼ばれる血流を詳しくみる機能によって、特に心臓の状態をこれまで以上に詳しく知ることができるようになります。
お腹の検査も、特別な波長を使って、詳細な検査が可能です。
導入予定は10月27日です。

レントゲンにしても、超音波にしても、どうぶつに麻酔や鎮静などの負担をかけずにできる優しい検査ができます。

手術をするにしても、治療をするにしても、先にどうぶつに優しい方法で画像診断ができると、精度の高い診断をもとに進めることができます。

もっと優しく、もっと的確な治療をいつも目指して。
それぞれの機器が入りましたら、また詳しくご紹介させていただきますね。

前足の骨折×2

開院からずっと一緒に仕事をしている看護士さんと話をしていたのですが、今年は骨折で来院される方が多いです。

今年初めの手術は年明け初日の診療日1月4日。
ネコちゃんの腕の骨の骨折からはじまりました。

小型犬(トイ・ブリード)の場合、橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃっこつ)と呼ばれるヒジから手首までの骨が骨折することが非常に多いのですが、当院に来院される方々も、統計のとおりにこの部分の骨折がほとんどです。

この1週間で2件の骨折の手術をしましたが、1件は橈尺骨の骨折、もう1件は橈骨の骨折でした。

橈尺骨の骨折は金属プレートをあてて固定します。
若い子ですので、治りは早いだろうと期待しています。

もう1件。
ヒジから手首まで伸びる橈骨の手首側の端が欠けていました。
それと、手首の骨である橈側手根骨という骨も骨折しています。

この部分の骨折は正直経験がありません。
しかしながら、シンプルな手術手技で治せることはわかっています。
手術自体は問題ないのですが、できるだけ手術前に経験者にコメントを求めようと、大学時代の恩師と元職場の先輩に話しを聞きました。

驚いたことに、2人ともその部分の手術は経験なしとの応え。

飼い主さんは基本的に手術はうちですることを希望されましたが、一応他の動物病院と整形外科の専門の先生の2人にセカンドオピニオンを求められました。

1件目の先生は、うちではできない手術だから、別の病院を紹介しますとのことだったようです。

飼い主さんが次ぎにセカンドオピニオンを求められたのは、整形外科で有名な先生でした。
僕は整形外科のトレーニングやセミナーへは可能な限り参加するようにしています。
その先生は、トレーニングなどでトレーナー役をされることもある先生です。
面識がありましたので、ご紹介もスムーズにできました。

11日の午前中、その先生からお電話をいただきました。
「今診察が終わりました。先生の見立てのとおりだから、先生が手術したら?飼い主さんもそう希望されていますよ。」

正直、驚きました。
シンプルな手術ですが、その先生の病院で手術がされると思っていましたから、その日はうちも別の手術の予定がすでにありました。それ以外に予約診察もありますし、晴れた日曜日です、午前中の外来も結構おしていました。

骨折ですから、あまり時間をおくわけにはいきません。
きっちりと手術をしたいので、時間も確保したいところです。
どうにか準備をして、手術予定を組みました。

飼い主さんが整形専門の動物病院から当院へ直接来られ、そのまま手術入院です。
前の日から眠れなかったんです。
そう話されました。
そうだと思います。はじめにセカンドオピニオンを受けられた動物病院ではこの手術はできないと言われ、次ぎに専門の先生への受診があったのですから。
本当に治るのかどれだけ心配されたことか。


看護士さんに助手に入ってもらい、手術を進めました。
慎重に慎重に、何度もレントゲン画像を確認しながらの手術でした。
術後のレントゲンも問題なく、予定どおりの手術ができました。

終わった報告を飼い主さんにしましたが、相当にお疲れの様子でした。
昨日はよくお休みになられただろうかと、そちらも心配です。

そして、手術翌日の今日はその足をついて歩けそうです。
これからももう少し注意が必要ですが、術後1日目としてはよい状態です。

後はゆっくりと時間をかけるだけです。
はやく走れるようになるといいね。

浜町のプール

休診日の急患はあったのですが、落ち着いていますし、久しぶりに入院の子達も普段よりも少ない。
こんな休診日は本当に久しぶりです。

明日の手術の用意もできたところで、
行きたくて、なかなか行けなかったプールに出かけてみましたよ。
typhoon台風接近中なのに。

09100701

一応、ブログへのアップを考えてデジカメを持って行ったのですが、当然と言えば当然、プールを撮影することは禁止!と張り紙がありましたcoldsweats01

そのような訳で、入り口だけです。

天気が天気なだけに、貸し切り状態を期待していたのですが、結構スイマーの方々がいらっしゃいました。
ほぼ全てのコースに人がいました。

いつもプールでは目標を決めて泳ぎますが、今日もいつもと同じ1000mが目標です。
ビート板を借りてバタ足したり、足にはさんでストロークの練習をしたり。

目標まで残り100mのところで、プール内の点検のために一時乾燥室へ。
乾燥室と言ってもサウナみたいですね。
5分ほどここで待機して、残り100mを泳いで終了!

だいたい30分で帰ってきましたdash

次ぎに行けるのはいつになるだろう。
近いのに、結構遠いプールです。

スイートポテトパイ

雨続きでしたが、昨晩から晴れましたねsun
帰ることろには日付が変わっていたのですが、
それでも中秋の名月fullmoon、そらにぽっかり浮かんでいました。


09100401

おいしそうですよね〜。
おいしいんですhappy01
スイートポテトパイ。
看護士さんが焼いてくれました。

甘さひかえめのサツマイモのパイ。
その上に甘すぎない程度のバニラアイスがよくあいます。

食べる前に、またトースターで少し温めてくれました。
パイのバターの香りが広がります。

最近は本当に忙しくて大変なのですが、丁寧に作って持ってきてくれます。
cafeコーヒーと一緒にいただいて、お代わりまでしてしまいました。

ありがとう!ごちそうさまでしたrestaurant

記念撮影

秋雨cloud
あまり冷たくありませんね。今日の雨は。


昨日、来院された方のお話です。
大型犬とされる大きさのワンちゃんです。
小型犬に比べて年をとるのが早いので、今はある程度の高齢ということになります。
見た目ではまだまだ若いと思っていますが。

その飼い主さんが、受付でお待ちのときに、他のワンちゃんを撫でていらっしゃいました。
少しだけ様子を伺うことができたのですが、どうやら初対面ではなく、お知り合いのワンちゃんのようです。

診察の番になり、診察室にお通ししたときに、お知り合いですか?とお話を少し伺うことがでけいました。
小さな時からの知り合いで、よくお散歩で会われていたと教えて頂きました。

他にも当院に来院されるもう1匹のワンちゃんともお知り合いで、3匹がまだ小さいときに、隅田川テラスで記念撮影したことがあったとお話されました。

今は皆よいお年の取り方をして、ゆっくり歩きでの散歩ですので、遠くまでは難しいでしょうから散歩で一緒になることはなかなかないと思いますが、動物病院ではありますが、ここで久しぶりの再開となったようです。

うち2匹は、今年大きな手術をしました。
ともに開腹手術でした。
飼い主さんは充分にワンちゃんのことをおわかりですので、その年齢でお腹の中を手術することがどれほどかとても心配されたはずです。

お任せいただき、こちらも出来る限りを尽くし、また笑顔でお話できるようになり、そして思わぬ再会があり、穏やかな毎日がまたはじまり。

また3匹で隅田川テラスで記念撮影できるといいですね。
そうお話しして診察が終わりました。

「記念撮影をしたことがあるの」と、それだけのことなのですが、僕自身、ワンちゃん達と必死に向き合ったいろいろな出来事が思い出され、その3匹の仲良し組のことを知ることができ、とても心温まる時間でした。

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