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2009年12月

素敵なお店を発見しました

寒いですけど、何だか温かくなる出来事がありました。

かなり遅くなったのですが、友人、知人に年賀状を書こうと、緑色のマーメイドのシアトルコーヒーお店に行きました。
ラテを頂きながら書いていたのですが、ひたすら書き続けましたので、ちょっと休憩をしにお店を出て、高島屋の前の丸善に本を見に行きました。
ちょっと気になっていた本を偶然にも見つけましたので、即購入し、お店を出ると、またまた前から気になっていたイタリア発のエスプレッソのillyのお店に入ってみたくなりました。
→illyのサイトへのリンク

シアトルコーヒーのお店ではトールサイズのラテを頂きましたので、既にお腹がチャプチャプしていました。

が、開院当初から一緒に仕事をしています看護士さんが、このお店に行った時の話をしてくれていましたので、近くへ行ったら必ず行ってみようと思っていました。

初めて入りましたが、大変に気持ちの良い接客で、よくあるチェーン店の感じはしませんでした。
何だかホテルのカフェみたいな感じです。

僕の前に小学生くらいの女の子とそのご両親という3人が注文した物ができるのを待っていました。
バリスタさんがラテとカプチーノを作っていましたが、カプチーノには雪だるまの絵が描かれています。
完全に虜になりそうな、素敵な演出です。
シアトルコーヒーのお店ではなかなか見られない場面にでくわしました。
お母さんが気付き、先に席に座って待っている女の子を手招きして呼んでいました。

コーヒーに込められた優しさに感動してしまいました。
久しぶりに書き物をしていましたので、診療日の緊張した状態とは違い、僕自身もかなり気持ちに余裕があったのもあるかもしれませんが、素敵なものを見せてもらいました。

カプチーノに絵を描くのはよく見ます。
実際に僕自身もイタリアンなどでよくそうやって出していただきますが、まさかこのお店でみることができるとは思いませんでしたので、不意を突かれました。

もちろん僕にそのようにして出してくれたわけではなかったのですが、親子を喜ばせようとするバリスタさんの心遣いに僕までも嬉しくなりました。

12月31日午後5時の楽しい出来事でした。


それでは皆様、よいお年をお迎え下さいね。

内視鏡大活躍

午前中の診療時間に異物を食べてしまったワンちゃんの飼主さんからお電話をいただきました。
小さなスポンジ状の異物です。
胃を痛めることはなさそうですが、大きさからは腸の方へも食道の方へも通過しそうにありません。
便に出ることもなく、吐き出すことも出来ない異物は胃の中に長く残ります。

早速来院され、小さく噛みちぎって食べてはいないかと期待しながら、まずは吐かせる処置からはじめました。
薬を使いますと、ゲエゲエと吐いてくれるのですが、全てドッグフードでした。
吐いて欲しい異物は出てきそうにありません。
やっぱり丸ごと食べてしまったようです。

飼主さんはがっかりとされていましたが、とにかく異物をださなければなりません。
全身麻酔をかけて内視鏡検査をすることにしました。
内視鏡を胃の中に入れると飲み込んだ異物が現れました。
鉗子でつまんで取り出すと、やっぱり丸ごと飲み込んでいたようです。

当然ながら手術をする必要もなく、痛い思いをすることもなく、日帰りすることができました。
動物病院では内視鏡はかなり普及していると思いますが、内視鏡のない動物病院の方が多いようです。

今回は吐かせる処置でたくさんのドッグフードを吐き出しながらも、異物を吐き出すことができませんでした。
通常、このような場合は内視鏡か手術かになるのですが、内視鏡があればまずは内視鏡を使い、それでも出せない異物は手術で取り出すという選択です。
しかし、内視鏡がなければ、吐き出せないとわかった段階ですぐに手術でしょう。

全ての異物を内視鏡で出せるわけではありませんが、今回も内視鏡は大活躍でした。
ちなみに、これまで内視鏡で取り出せずに手術をしたことが何回かあります。

磁石は内視鏡にもくっつきます。うまく鉗子ではさむことができずに何度も試みましたがだめでした。
大きなボールは内視鏡でつかめても、大きすぎて胃の入り口から取り出せませんでした。
やや小さめのボールもありましたが、鉗子でつかむとボロボロとちぎれてしまい、引っ張り出すことができませんでした。
太くて長いロープもありましたが、これも大きすぎてダメでした。

内視鏡で取り出せる大きさには限界があります。
しかしワンちゃんは自分の食道よりもはるかに大きな物を飲み込むことがあります。

そして、吐かせることができるのは、小さくて吐き出しても安全なものです。
大きな異物や針のように危険な物を飲み込んだ場合は、吐き出す処置がむしろ危険な行為になります。

それにしても、今回は内視鏡が活躍し、ワンちゃんも飼い主さんも安心して年末年始をご自宅で過ごすことができます。

本当によかったよかったhappy01

子宮蓄膿症という病気

ワンちゃんに子宮蓄膿症という病気があります。
不妊手術を行っていない女の子にはどの子にも可能性があります。

足を痛がるということで来院されたワンちゃんの飼主様から問診のお話を伺っていますと、どうも子宮蓄膿症ではないかと考えられる症状がいろいろとでてきました。
当然、子宮蓄膿症は足の痛みとは無関係です。

足の痛みで来院されましたが、どうやら違う病気もありそうですよとのことで、お腹の超音波検査をしました。いわゆるエコー検査です。
超音波のモニターには明らかに異常な子宮が写っています。
この病気の治療には手術が必要です。
飼主様は、顔には出されませんでしたが、かなり驚かれたに違いありません。
足の痛みの話が突然子宮蓄膿症の話になり、そして手術の話になりましたから。

まだいくらかワンちゃんに余裕がありましたので、初日は点滴をしながら体調を整えることにしました。
いろいろと麻酔をかける前の検査をしました。

翌日に手術を行いました。
かなり大きくなった蓄膿子宮でした。
完全に取り除き、体調も元に戻り、食欲も徐々に出てきました。
足の痛みの話は初日だけで、手術の後も結構元気よくお散歩に出かけることができました。
そして退院。

子宮蓄膿症にはいろいろなサインがあります。
発情後から2カ月の間は注意が必要です。
特に5歳以上の子の場合。

水を多く飲むようになり、尿量も増えることがあります。
食欲はかなり悪くなるまで落ちませんので、あまり目安にはなりませんが、最終的には食欲が無くなります。
お腹が膨らむこともありますが、肥満傾向にあるワンちゃんんですと、なかなかわかりません。

上のようなことが全ての子宮蓄膿症のワンちゃんにみられるわけではありません。
しかしながら、水を多く飲むようになることは特徴的でわかりやすいことですので、あれっ?と思われましたらご相談くださいね。

当然ながら、不妊手術をしている子は全く心配ありませんよ。

メリークリスマス

今日はクリスマスイブxmas
院内のちょっとした工事があり、午前中は外来と重なりバタバタしました。
が、午後はゆっくりペースで進んでいきます。

皆様クリスマスイベントなどでお忙しいのでしょうかhappy01

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そういえば、昨日ちょっとした買物に出かけましたが、街はクリスマス一色。
デパートもかなり混雑していましたね。

そんな中、病気で入院中のワンちゃん、ネコちゃんがいます。
そろそろ退院できそうですので、そこは安心ですが、クリスマスにはなにか楽しいことがあってもよいと思います。

そこで、ちょっといつもよりもおいしそうなお食事を用意して、クリスマスディナーです。
残念ながら、みんなに食欲があるわけではありませんが、少しでも喜んでくれると嬉しいものです。

先日子宮蓄膿症で手術をしたワンちゃんも順調に回復しています。
食欲が心配でしたが、食べてくれるようになりましたconfident
明日退院予定です。
25日はご家族の皆さんと一緒に過ごせるね。

09122402


ご無沙汰しております -お知らせ-

前のブログを書いてから10日も経ってしまいました。


どうぶつ病院にも繁忙期のようなものがあります。
予防で来院される方が多くなる4-5-6月が多くのどうぶつ病院では年間で最も忙しい時期だと思います。
最近の外来状況は、年間を通してほとんど今年の4-5-6月と変わりがなく、特に週末になりますと混雑する時間があります。

午後1時から4時までは予約で診察をさせていただいております。
この時間は手術や往診も行う時間です。
予約診察には特別な料金はかかりません。
ご予約は前日8時までお受けしております。

年末年始は12月30日から1月3日までお休み頂きます。
急患対応は可能な限りお受けいたしますので、ご来院前にお電話下さい。

水天宮前に「謹賀新年」の提灯が付きましたよ。
これが付きますと、年末という感じがします。
人形町までずっと続いています。
夜はきれいですよ。

今年もあと10日ほど。
その前にクリスマスですね。

ウサギさんの不妊手術

今日は朝からずっと雨ですねrain
冷たい雨です。

避妊手術が終わり、抜糸の日を迎えたウサギさんが来院しました。
手術直後はあまり食欲がなく、元気ではありましたが、少し心配していた子です。
環境が変わると食事をしなくなることもありますので、1泊の後にお家に帰って様子を見ていただきました。

「どうですか?元気ですか?」
とても元気そうで、モリモリ食べているとのこと。
抜糸は少し嫌がっていましたが、すんなりと終了しました。
診察室をピョンピョン跳び回り、元気な様子をアピールしてくれましたよ。

ワンちゃんは不妊手術をしていないと子宮の病気になることがあります。
ネコちゃんは発情期になると結構大きな声で鳴きます。
そのようなストレス軽減や病気予防を目的に手術をよく行いますが、ウサギさんの場合は子宮の腫瘍も多いことですので、若いうちに予防的に手術をして摘出することもあります。

ウサギさんの不妊手術はワンちゃん、ネコちゃんと同様に安全に行えますが、麻酔の取扱など、違いもあります。

それにしても、手術当日の飼い主さんのご心配な顔と、抜糸の時の笑顔の違いは皆様共通ですね。
少なくとも、手術当日に手放しで笑顔になることは難しいことでしょうが、少しでも安心していただけるように、心がけたいものです。

セミナーの申し込み

日々新しい知識や技術を学ぶ機会を求めていますが、新しいだけではなく、難易度の高い技術を習得することもまた貴重なことです。

整形外科の手術手技のほとんどは、大学、教科書、そして教育用のDVDなどでみることができますが、これらは実際に手をつかってトレーニングをすることが欠かせません。
ペーパードライバーに命を預けることはできませんから。

とても興味のある整形外科のセミナーが海外で行われていることは知っていました。
ヒトの整形外科でもともと発展してきたAOと呼ばれる技術です。

AOとは、骨折治療の基礎的臨床的研究グループを意味するドイツ語のArbeitsgemeinschaft für Osteosynthesefragen (英語名ASIF: Association for the Study of Internal Fixation) の頭文字をとったものです。 スイスのダボス(Davos)に本部を置くAO Foundationは、骨折治療の研究や開発のほか、世界中で教育活動を行っている非営利団体です。

1958年に設立され、1960年にトレーニングのコースが始まりました。
1969年に獣医師のためのAO VETが設立されます。

そのセミナーに参加するにはスイスやアメリカへ行く必要がありました。
それが去年から日本でも開かれるようになり、第1回のセミナーに参加しました。
その時は定員70名ほどで、整形外科、特に骨折治療を行う獣医師が全国から横浜へ集まり、ホテルでみっちりと充実した日々を過ごしました。

僕も病院を休診として参加しました。
(開院からずっと一緒に仕事をしている看護士に大変助けられながら)

このさらに発展編のAOセミナーが開催されることになりました。
しかも来年の6月。
それは原理原則編を修了した者に参加資格があります。

定員は48名。
AOのセミナーは本当にこれまで海外でしか受けられませんでしたから、とても貴重なものだと思っています。
特に僕のように、獣医師が一人の動物病院ですと、海外に行くほどの時間を休診にはできません。

その関心の高さは、11月30日にセミナーの参加申し込みが始まり、12月1日には募集を締め切られたほどです。

今回も数日休診日をいただくことになりますが、必ず皆様のお役に立てると考えております。

近くなりましたら、診療スケジュールでご案内いたしますね。
まだ半年以上も先の話でした。

病院めぐり

天気の良い水曜日。
休診日を使って僕自身の病院をいくつか巡ってきましたcoldsweats01

どこも気になることはないのですが、遅ればせながら季節性のインフルエンザワクチン接種と、歯科検診と、健康診断書をもらいに行ってきました。

季節性のインンフルエンザワクチンはすぐに接種して頂きました。
ヒトのワクチンは0.5mlなのですね。
犬猫さん達は1.0mlです。
ヒトの腕の皮下組織は犬猫さんに比べて多くはないので、0.5mlは優しい量かもしれませんね。

歯科検診ははじめて行くクリニックです。
どこも痛い歯はないのですが、健康診断書をもらったクリニックに、その歯科クリニックの案内があったのでついでに。
保険証もあるし少しだけですが時間もありましたので。
初診ということで、歯のレントゲン検査。
デジタルで液晶モニタにすぐに出てきました。
(当院のものに似ています。)
そこでも特に異常なしとのことで、歯石を取って頂き、さらに磨き。
良かったです。
スッキリしましたよ。

健康診断書は獣医師が使う薬の免許更新に必要です。
全ての薬に許可が必要ではありませんが、一部の薬を使うには毎年更新しなければならない免許が必要なものもあります。
これは都庁で手続きをします。

休診日ではないとこのようなことはできませんので、一気に済ませました。

やはり、自分で病院に行きますと、いろいろなことを考えさせられますね。
ここが良いとか、こんな感じにするともっと良いとか。
おそらくは周りの方々とは違う視点で見ていますね。

いろいろと勉強にもなった病院めぐりでした。

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