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銀座でコーヒーと言えば

僕も獣医師になって13年が過ぎ、今年で14年目になりました。
これまでになかったことがいろいろと起こります。

小さかったワンちゃんやネコちゃんがシニアになっていったり、ご家庭の代々のワンちゃんを診せていただくことがあったりします。


僕はコーヒーが好きで、飲まない日はまずありませんが、最近見つけた雑誌に銀座のコーヒーの名店が載っていました。
「銀座でコーヒーと言えばココ」という書き方をされていました。
どこだろうかと見てみますと、うちに来られるワンコの飼い主さんのお店でした。
他のお店が小さく載っている中で、見開き2ページ分です。
これまでもコーヒーのお話を聞かせていただいたこともありましたし、実際にお店におじゃましたこともあります。

実は先代のワンコ2匹を診せていただいておりました。
大変に明るい奥様がほぼ毎週連れて来られていたワンコでした。
いつも診察室で無邪気にはしゃいでいたワンコがとてもとても印象深いものでした。
ある日、銀座のお店にコーヒーをいただきに伺いました。
驚いたことに、ワンコもお店にいました。
お客のお相手を真剣にされるご夫婦をじ~と見るように、診察室とは別人と言いますか、別犬といいますか、大変におとなしくしているのがおもしろかったのを覚えています。

そのワンコは重い病気になり、闘病の末に天に召されました。

毎日そのワンコとお散歩されていた奥様は、これからその時間に何をすればよいのかと悲しい思いをされ、ご主人はもう犬は飼わないと思われていたようでした。

それからしばらくの時間が流れました。

銀座に行くときはいつもそのご夫婦のことを思い出しました。
ある日東銀座に用事があり、帰りにお店に行ってみようと目指したのですが、いつもとは違う道だったからか、迷ってしまい、結局お店には行けませんでした。

ある日、奥様がいつもの満面の笑みで動物病院に来られました。
腕に仔犬を抱かれています。
新しいワンコを飼われ、仔犬の予防接種に来られました。

僕も看護士も久しぶりの再会でとてもとても嬉しく、ご夫婦と長い間お話をしました。

その再会から日が経ち、雑誌でお店の紹介を拝見し、新しく入った看護士や獣医師に、まるで自分のことのようにコーヒー屋さんを自慢してしまいました。


そのような中、とても大きくなったワンコと来院されました。
数ヶ月で見違えるほど大きくなりました。
大型犬に入る種類の子ですが、まだ自分が大きいことをわかっていない様子です。
小さいワンコにも怯えてしまうのだそうです。

雑誌でお店の記事を拝見しましたよ、そうお話しすると、最近はいろいろと取材も多いのだそうです。

この飼い主さんの笑顔は本当に素敵です。
ワンコには愛情をいっぱい注がれる方です。
愛をもって厳しくされますので、代々のワンコもとても優秀でした。

予防の時期。
これから毎月来られることになります。
飼い主さんの笑顔と、もうちょっと成長が続くワンコを見ることができます。

それにしても大きくなりました。

そして、また銀座のお店に行きたくなりました。
コーヒー専門店ですが、今は甘いプリンもあるようです。
楽しみです。

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