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2011年8月

夕方の浅草寺に行きました

夕方は激しい雨になりましたね。
これがゲリラ豪雨なんですね。
突然降り始めましたが、なかなか止みませんでしたね。


今週の休診日にドイツから親戚の子が来てくれました。
少し長めにうちに滞在予定ですが僕の休みが少ないので移動日に疲れているとは思いましたが、浅草寺を案内しました。
夕方で時折涼しげな風が吹く時間でしたが仲店通りには結構な人がいまして、せんべいや人形焼き屋さんが人を集めていました。

とても興味深かったとのことでした。
ハーフの子なのですが日本語が話せません。
僕の頼りない英語でどれくらい説明ができたは不安です。


そして、今日は大きな手術がありました。
ジャーマンシェパードの開腹手術。
朝食をとりながら、今日はジャーマンシェパードの手術をするのだけど、やっぱりドイツにはたくさんいるの?って聞いてみました。
実はあまりいないのでは?と思っていたのですが、たくさいるよって応え。少し意外でした。


数週間ほど前から手術が決まっていた、シェパードの飼い主さんはとても不安そうです。
昨晩は眠れなかったとのことでした。
大切な大切な子です。
もう少しで12歳になるという大型犬ではおばあちゃんですが開腹手術。
いろいろな悪いことが心配されたと思います。

そこでお守りを手渡されました。
浅草寺の。
婦人科の病気にご利益のあるものだそうです。

そこで、親戚との会話のことを話しました。
ドイツには多いのだそうですよ。
そのようにお話ししますと、飼い主さんは少し笑顔をみせてくださいまして、ご夫婦でドイツにお出かけのときに多くのシェパードをお見かけされたそうです。
日本の柴犬のような感じですよって。
それで飼うことにしましたと手術前のつかの間ではありますが和やかな時間でした。


少しばかり時間のかかる手術は、浅草寺のお守りのご利益により何も問題がなく終わることができました。
冷静に進められた手術だったのですが、結構な汗をかいていました。
そこまでは調節できませんでした。

術後のご面会では飼い主さんも驚くほどの元気さでした。
とは言いましても、いつもの70%ほどでしょうか。
明日にはもっと元気だと思います。

それにしてもドイツ、浅草寺。
少し不思議なご縁を感じる出来事でした。

飼い主さんは今晩、昨日の寝不足を解消されるほどお休みいただけるのではないでしょうか。
とにかくお守りのご利益に感謝。

歯科の研修会に行ってきましたよ

暑いと思っているとまた涼しい日がやってきましたね。
今日は雨も降りましたが、明日は良い天気が期待できそうです。sun

歯科の研修会に行ってきました。
動物病院では皮膚科もやりますし外科、内科、眼科、産科、などなど。
そして歯科も。

今回の歯科では基本的に修復や保存です。
まずは欠けてしまった歯を治療します。
当院ではCR(コンポジットレジン)というものを使って修復をします。
できるだけ歯を残すための方法です。

歯の根っこに感染が起こった場合には、程度によりますが神経を抜いてそこに詰め物をして歯を残しながら根っこの感染を治療することをします。

歯に関心をお持ちの飼い主さんからも多くお問い合わせをいただきます。
この研修会で得られた新しいことをきっちりとご提供できればと思っております。

歯周病

明日、8月10日(水)から12日(金)まで夏期休診いたします。
皆様にはご迷惑をおかけいたします。
可能な限り急患対応をさせていただきます。

8月20日(土)、21(日)は歯科研究会の研修会に参加します。
院長は不在ですが、診療は通常どおり行います。


ワンちゃんの歯周病でのご相談が増えてきています。
おそらくは関心をお持ちの方が増えてきているのだと思っております。
口臭を気にされてのご来院も多いですし、とりあえず歯は大丈夫?という質問を多くいただきます。

口の中を見ますと、そのほとんどに歯周病が見られます。
よく使われる統計なのですが、3歳以上のワンちゃんの80%は歯周病だと言われます。
そうなりますと、ほとんどが歯周病で、そうではない子が少ないということになります。

ワンちゃんの歯磨きをしっかりとされている場合でも年齢とともに歯周病が見られる子が増えてきます。

今回歯周病治療を行うのは8歳の子です。

2011080901_2


診察をして、口の中を消毒します。次に歯石を取り除きます。見えるところも見えないところも。抜かなければならない歯がありましたので、抜歯をして、歯が抜けて開いてしまった穴を縫って閉じます。
さらに1本ずつ器械を使って磨きます。そして口の中を洗浄して終わりです。

2011080902_2


実はきれいにすることは簡単です。
大変なのはこの後しっかりと歯周病を治すことと、その良い状態を維持することです。

数年のうちには処置前のようになってしまうことも少なくはありません。
またリセットが必要になります。

いつまでもきれいな歯でいたいものです。

歯の処置をいたしますと、多くの子が元気になったと飼い主さんから報告されます。
歯は歯だけのことでは終わらない。
それは確かなことのようです。

眼科のカンファランスに参加しましたよ

しばらくは暑いようですね。
夏らしい日がやってきました。sun

動物の眼科のカンファランスの年次大会が東京駅近くでありましたので参加しましたよ。
今回のテーマは白内障です。

白内障が起こるのは水晶体で目の少しだけ奥の方にあるいわゆるレンズのようなものです。
白内障が起こりますと、その他いくつかの病気も続けて起こることがありますので、放置するのはよくないとされます。

白内障が起こるとは、水晶体というレンズが白くなることですが、この様子を卵に置き換えて説明されることがあります。
白内障は治るのか。
残念ながら透明な状態から一度白くなった水晶体は、基本的にはもとの透明な状態にはなりません。
もともと透明な卵の白身が、ゆで卵や目玉焼きのように一度白くなり透明でなくなった状態に似ています。
どのようなことをしても、この白くなって透明ではなくなった卵の白身であっても水晶体であっても、これをもとの透明な状態には戻すことはできません。透明から白くなる

ちょっと専門的な話になりますが、水晶体の場合にはモルガニー白内障というものがあり、この状態ですと白内障でありながら視力はある程度保てます。

今回はこのような白内障だけを取り上げたカンファランスでした。
会場は満席で全国いろいろなところからの参加者があったようです。
もしかしたら僕が一番近いところからの参加者だったかもしれません。
会場から病院までは2駅ですから。

これまでも整形外科、歯科、などのいろいろな会に参加してきました。
専門的なものの知識と技術を少しずつではありますが掘り下げていければ、皆様のお役に立てる機会が多くなるだろうと考えています。
今回は眼科でした。

このように多岐にわたるのは動物病院ならではですね。happy01

雨ニモ負ケズ 夏ノ寒サニモマケズ

8月でも寒いくらいの日がありますね。
まるで避暑地にいるかのような、そんな感じがします。


僕はいつも自宅から動物病院まで自転車で来ています。
まあ、だいたい10分ほどでしょうか。
今朝もいつもの場所に自転車を止めましたらアブラゼミの鳴き声がしました。
しかしながら、たった1匹だけの声。
ちょうど自転車を止めたところにある桜の木の上に、立派なアブラゼミが止まっていました。

20110805

アブラゼミの生涯は6年と言われます。
そのうちほとんどを地中で過ごし、地上にいるのは1か月ほど。
6年前。
まだ、この子が卵だったときに、まさか地上に出る頃の周辺環境や気候が今日のようだとはだれにも予想されなかったはずです。

僕もまだ前職にあり、当院については開院の構想だけがあっただけです。
地上に出たこの子は他の夏を知ることもなく、この夏がすべてなのですね。
いつもと違い涼しい日も多い夏です。

それにしても、なかなか蝉の鳴き声を聞かない夏です。
しかしながら、この蝉の鳴き声はまるで他の仲間の分を補うほどに力強いものでした。

頑張れ、蝉くん。
今日も元気出していきましょう!happy01

Dr.HOUSE 海外ドラマ

今年の夏は涼しい日が多いですね。
それはうれしいことなのですが日光も欲しいものです。
贅沢ですね、涼しくて天気がよい夏。


遅くにテレビをつけると放送されている海外ドラマがあります。
Dr.HOUSEという番組です。
主人公の名前がハウス医師です。

主治医をはじめ数名の医師が診察をしても診断がつかなった難しい病気を診断し治療するという話です。
このお医者さんはドラマの中で最後には必ず診断をたてます。
難しいパズルを完成させるように、結果で考えますと多くの遠回りをしますが、最後にはやり遂げます。その熱意に感動します。まあ、ドラマの中の話といえばそれまでですが、かなりドキュメンタリーに近いものがあります。そこが魅力です。
このドクターは診断をたてるだけです。診断が決まれば治療はもう決まっています。診断結果が治る病気であれば治りますし、治らない病気ということがわかることもあります。
よくある医師の「神の手」というよりも、100%「頭脳」勝負です。

病院に行くと診断をたてることが普通と思っている方が多いと思いますが必ずしもそうではありません。
普通は診断がたたないと治療ができません。
しかしながら、症状をみて、その症状を緩和する治療、いわゆる対症療法で治る病気がほとんどなのです。

吐き気がある。
この場合、元気で食欲もあって吐いた回数が少なければ、確定診断をする前に対症療法を選択することも間違いではありません。
検査をしなくても吐き気止めなどでよくなる確率は少なくても80%以上です。
もちろん、仮の診断はあるのが普通ですが。

それでも治らない場合には検査で確定診断をたてることになるかもしれません。
風邪を引いて病院に行かれた時に、ほとんどの場合は検査は行われません。
症状だけで判断されますし、おそらくはそれだけで十分です。

ところが対症療法だけではダメで確定診断がたたないと治らない病気が20%以下ではありますが存在します。
さらにその中には確定診断がなかなか立たない難しいものもあります。
このドラマが魅力的なのは現実的だからだと思います。

僕も日常で診察するものはそのほとんどが確定診断検査までは必要のないものが多いのですが、時に対症療法に反応しない病気に出会います。
一つずつ確定診断に向けた検査を行っていきます。
たった1日の検査でどんな病気もわかるわけではありませんから、もの言わぬどうぶつをよく観察して症状を確かめたり、検査を重ねて変化をみたりします。

経過を追うことで見えるものもあります。
このような病気になったどうぶつは確定診断なしでは治療できません。

慎重に考えて、よく見て、検査を選択して、必要なら手術を行って。
それを繰り返して。
必ずある答えを探して。

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