« 高齢ワンちゃんの麻酔 | トップページ | スカイツリー »

歯石

5月も最終日ですね。
意外にも涼しい日が続きました。


最近、口腔処置をすることが増えています。
主な目的は歯周病予防と治療です。
口腔処置で行う主なことは歯石を取り除くことですが、これだけではありません。

数日前に口腔処置を行ったワンちゃんがいます。
とても人なつっこくて、人が大好きな小型犬です。
おうちではお父さんといつも一緒に寝ているそうですが、口の臭いが気になるとのことでした。
かわいいのだけれども、近くに寄ってこられると臭いがきになってしまう。
そのようなことをお話しくださいました。

見てみますと結構歯石がついていますし、口の中のほっぺたにも赤い炎症が起こっています。
まずは歯石をしっかりと取り除いて、口の中の環境をよくする必要がありました。

歯石は超音波を使った器械ではがします。
削るというよりも超音波の振動ではがし取るイメージでしょうか。
ヒトの歯石取りと同じ器械を使います。
特に歯と歯茎の間が大切です。

口の中を消毒して、歯石を取り除き、その後に1本1本丁寧にまた別の器械を使って磨きます。
ポリッシングという作業です。
すっかりときれいになりますと、その場でほぼ臭いはなくなります。
口臭のおよそ80%が口の中の臭いだとされますし、歯石を取り除くとかなり効果的です。

飼い主さんは歯石を取る前の歯の様子を院内で写真に納めていらっしゃいました。
そしてお迎えに来られたときも写真撮影。
処置前と処置後。
とても驚いていらっしゃいましたよ。

お父さんととても仲良しの子。
これからは爽やかな息でもっともっと接近できますよ。
でも、あまりお父さんのお酒のおつまみをねだってはいけませんよ。
ちょっと体型も気になるワンちゃんでした。coldsweats01

« 高齢ワンちゃんの麻酔 | トップページ | スカイツリー »

どうぶつ診療」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/524500/54842612

この記事へのトラックバック一覧です: 歯石:

« 高齢ワンちゃんの麻酔 | トップページ | スカイツリー »

2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
無料ブログはココログ

iTune