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2013年1月

花が咲きましたよ

寒い日が続きますが、今日は天気が良くて少しだけ寒さが和らぎましたね。

当院の前のプランタに花を植えました。

2013011101

いつもいろいろとお願いをしている花屋さんから届きました。

ホームセンターで土を買い求めて3人の動物看護師とともに植えました。

寒い日でも大丈夫な花を選んでいただきました。

これからはしばらくの間、この色とりどりの花を楽しめそうです。

2013011102_2

ところで、昨日と今日で麻酔を使う処置や治療が多くありました。

診療時間の間の時間には、往診をしたり、入院のどうぶつの治療をしたり、そして手術をしたりしております。

昨日は3件の手術がありまして、ギリギリ夜の診療時間までに終わりましたが、もう少しでずれ込むところでした。

そして今日も3件です。

そのうちの1番目には犬歯の歯肉炎から下あごが大きく化膿した猫ちゃんの治療を行いました。

突然にしたあごが腫れて、ご飯をあまり食べなくなってしまいました。

よく見ますと、あごのすぐ上の犬歯の周囲に思い歯肉炎がありました。

そしてその歯にも少しだけ動揺がみられます。

抜歯をして化膿したところをきれいにしなければなりません。

麻酔をかけて寝た状態で、歯肉を切開して歯を支えている骨(歯槽骨)を露出して、そのままその骨を削ります。そうしますと歯は支えを失い、ゆっくりと力をかけるとするりと抜けます。

そのまま歯が収まっていた穴をきれいにして、切開した歯肉を穴をふさぐように縫合します。

そのまま顎に切開を行い、化膿して腫れたところを洗浄をします。

きれいになったところで終了です。

顎が腫れて痛そうだったネコちゃんの顔がかなりよくなりました。

きっとこれでご飯もおいしく食べられますよ。

そしてのんびりと日向ぼっこもできますね。happy01

水天宮

昨日、7日まで初詣の参拝で多くの方が並んでいらした水天宮でしたが、今朝はいつものとおりに安産祈願の方々も多く並んでいらっしゃいますね。

案内板がそのように変わっていましたよ。

今年の手術は臍(さい)ヘルニアの整復手術でした。
シーズーちゃんに非常に多いものなのですが、見た目はデベソです。
オヘソが膨らんでみえます。
これはお腹に開いた小さな穴から、お腹の中のものが少しだけでてきている状態です。
お腹の中のものというのは、ほとんど場合は脂肪や腸を包んでいる膜などです。
その膨らみ(デベソ)を指でそっとクルクルと撫でると出ていたものはお腹の中に戻りますので、一時的に正常な状態になります。
しかし、何かの拍子にお腹に力が入ると、また出てきて、デベソになってしまいます。
飼い主さんはこのことをよくご存じで、特別なご心配はされていませんでした。
僕も、すぐに手術が必要と言うことはないと判断しましたが、男の子、ちょうど去勢術をする時期になりましたので、今回は去勢手術と同時にオヘソも治そうとお考えでした。

いつも笑顔の飼い主さんは、この日も笑顔でワンコをお連れになりました。
飼い主さんのお家には多くのワンコがいまして、手術を含め、多くの体験をお持ちです。
今回も臍ヘルニアのことはよくご存じでした。

当院では麻酔前に必要な血液検査を行っています。
まずは全体の様子を確認する身体検査(内科学的な検診)をしたあとに血液の検査をして麻酔をかけるにあたり問題がなければ手術に進みます。

点滴をつなぐために細くて短い管を血管に入れ、ゆっくりと点滴を流しはじめ、そこにまずは麻酔前のお薬を注射します。
ゆっくりと様子を見ながら薬を入れていき、力が抜けてきたところで止めます。
体重によって使う薬の目安があるのですが、この目安だけを考えて使うことは通常はしません。
どうぶつのその日の体調や薬に対する反応はそれぞれに違うと考えますから、かなり慎重に行うところです。

余談ですが、当院では開院からこれまでの間、そして私の体験的にはその前もふくめて、獣医師になってからこれまで麻酔による事故、問題は幸いなことに体験したことがありません。
おそらくは今後もこの方法で麻酔をかける限り、問題は起こらないと考えていますが、楽観的な考えは危険ですので、毎回慎重に行っているところです。

酸素のマスクをして、麻酔のガスをゆっくりと流しはじめ、反応が弱くなったところで呼吸を補助するチューブをのどにあてます。
これで呼吸を管理しやすくなります。

そのまままずは臍ヘルニアの手術をします。
皮膚を切開して飛び出したものを確認します。
小さな穴の縁にこの飛び出している膜がくっついています。
癒着しているものをそっとはがして、再び正しいところへ戻します。
あとは開いている穴をきれいにして縫って閉じます。
手技はとても単純です。

次に去勢手術をして終わりです。
この子はとても人なつっこい子で、手術が終わり、だいたい1分以内には目も覚めて、ますで何事もなかったかのように元気でした。
しばらく観察をして、食べ物を与えてもよい頃になりましたら、まずは少しだけ食事を用意しました。それをすぐに完食!
手術の日は朝に食事を食べないで来て頂いております。
お腹が空いているのは当然のこと。
その後にもう少し食事を追加して、それもしっかりと食べて。

夕方まで麻酔後の観察をしてお迎えを待ちました。
飼い主さんは笑顔で、ワンコも精一杯尻尾を振っての再会です。

次は抜糸までおおよそ10日間。
治療後はエリザベスカラーも、包帯も必要なさそうです。
オヘソもすっきりとしましよ。

謹賀新年

新しい年になりました。
本年もみなさまが健康に過ごされますようにお祈り申し上げます。

毎年恒例のお参りに行って来ました。
当院のある地域では、毎年年末に神社のお札を神社の方が配りに来て下さいます。
新しいお札を頂くときに、前の年のお札をその時にお渡し(返却)すればよいのですが、今年はタイミングが合いませんでした。
そこで持って行くことにしました。
僕と獣医師一人、そして看護師2名の4名で出かけました。
4日は仕事始めの方も多くいらっしゃると思いましたので、混雑を避けるために5日に出かけましたよ。
しかしながら、境内にはお参り待ちの方々の長い列です。
あまり時間をかけずにお賽銭箱の前に到着しました。

いつもながら古いお札をお返ししますと、お正月気分から現実に戻されます。
これからまた1年が始まります。

続いている時間に区切りを持たせてることはよくできた仕組みかも知れません。
新しい年、また一つ一つ大切によい体験を積み上げることができるようにしたいののです。

到着しなければならない先はまだ果てしなく遠いのですが、まるで牛車の如くであっても、確実に前には進めるのですから。
まずはよい年になりますように。

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