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2013年3月

お花見の頃は

あいにくの雨になりましたcherryblossom

水天宮前の通りも満開です。
お花見の頃は春の少しばかり暖かな風が欲しいところですが、なかなか期待のとおりにはならないものですね。

この頃に思い出すのは当院の開院のときです。

はじめてこの動物病院で飼い主さま、そしてどうぶつ達をお迎えしたのは6年前の4月です。
この4月で7年目に入ります。

少しずつお迎えする方々が増えてきて、スタッフも増え、中の設備もかなり増えました。そして開院以来スタッフのスキルも格段に上がってきたと感じております。
当院でできる手術も開院の頃にはあまり考えられなかったものも、現在では日常となりました。

お花見の頃になりますと、初心を思い出しながら、そして何より当院そのものやスタッフの成長を重ねますと、とても大切で貴重なものだと思っております。
この優秀なスタッフと充実した設備で皆様を自信をもってお迎えできることが何よりの喜びです。
次のお花見の頃にも、さらなる成長を遂げていたいと期待するところです。
ひとつひとつ、しっかりと前に進みながら、皆様のご期待に添えるように努めてまいります。

ドッグランで追いかけ合い -1-

数ヶ月前になります。

大型犬の6か月くらいの子犬が来院しました。
成長期で本来はしっかりとした体つきのはずが、腰から後ろ足にかけてほっそりとしています。
お話を伺いますと、両足ともにフラフラとするのだそうです。
歩き方を見て、そしてレントゲンを使って検査をして。
両足ともに股関節形成不全と診断しました。
本来はしっかと発育するべき股関節の成長がうまくいっていません。
おそらくこの子は股関節の痛みから、あまり歩いたり走ったりができない様子です。そのために、成長しなければならない腰まわりの筋肉が著しくやせていました。
今回のような場合に選択できる手術は2つあります。
大腿骨頭切除(FHO)と呼ばれるものと、人工股関節:股関節全置換術(THR)と呼ばれるものです。
当院ではまだTHRの準備がございませんので、もしその手術を選択される場合には、別の動物病院ごご紹介しなければなりません。
今回は飼い主さまのご希望もありましてFHOを選択されましたので、当院で両足を同時に手術することになりました。
通常この手術は片足ずつ行います。
片足が治った頃に逆足を。
しかし、今回は成長期でありながら腰から足の筋肉がほっそりとしすぎています。
あまり時間をかかずに早くに手術をして、早くに歩きやすいようにしたいという思いがありました。
大型犬の、両足大腿骨頭切除、そして今回は避妊手術も同時です。
足の手術はうまくいき、とても元気に退院を迎え、手術をしたところに腫れができたり、しばらくフラフラは治らなかったりと、いろいろと治るまでには時間もかかりましたが、ちょうど先日定期健診で会うことができました。
ドッグランで駆け回っているとのこと。
腰から足の筋肉もかなりしっかりとしてきました。
見た目では普通です。
外観も歩き方も。
もっともっと駆け回って、しっかりとした筋肉ができるといいものです。

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