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そっとそっとね、 -膀胱結石- その2

まずは、どのようにして動物病院に連れてくるか。
そこからが問題でした。

もうかなりのあいだ散歩はされていません。
外に出ることも心配されていました。
家を出るだけで発作を起こすほどの興奮がないだろうかという心配もありました。

どうにか連れて行けそうですよ。
そのようなお電話があり、キャリーケースに入れて外に出したら落ち着いていてくれました。と。

それから数分のうちにはうちの動物病院へ到着され、診察室でしばらく様子を観察しました。 

ここはどこだろうか?どこに連れて来られたのだろうか?
そのように見える仕草で、診察室中をトコトコと探検します。 
この調子ですと発作が起こるような興奮はなさそうです。

このまま今日手術をしますと飼い主さんにお話をしてお預かりいたしました。

麻酔も慎重ですし、その他の処置についてもいろいろと興奮させないようにできる限りのことをしたつもりです。
点滴を開始して、麻酔薬を入れ、穏やかに麻酔薬が効き始めました。

開始から終了までできるだけ短時間で行うように手術の流れを確認してからスタートです。
切開をして膀胱の中からたくさんの結石を取り出して、きれいに何度も膀胱の中を洗浄しました。細い管をつかって尿道の中も洗って。

麻酔からの覚めも良好でした。
いろいろと心配をしましたが、どうにか予定していた手術や処置は無事に終わりました。 
数日は入院の予定です。

次の日の朝には、問題ないくらいにオシッコが出てすっきりとした感じがしました。いろいろと注意が必要なところはありましたが、安全に終わって一安心でした。 
トイレのたびに辛いということはもうなくなりましたよ。

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