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日本とアメリカ

この仕事を初めていろいろな手術を行ってきました。

失敗。そう思う手術は幸いにしてありませんが、もっともっと上手になりたいという思いは常にあります。

外科手術は第三者(獣医師)がみた場合、最低でも3か所は指摘できる改善点がみつかるといいます。たとえどんなに上手な獣医師が手術をしてもです。
手術をする毎に毎回他の獣医師に意見を求めることは現実的ではありませんので、自分自身でもっとこうしたらよいのではないかという見方をします。

日本ではなかなか難しのは、大学でもそれ以外でも、しっかりと外科のトレーニングを受けることです。普段行っている手術をもっと上手にできるようになりたいという思いはほとんどの獣医師共通の考えのはずです。しかしながら、実践で毎回改善点を探り、次に活かすしかないことも多いと思います。

そのような中、海外ではとても魅力的なコースやセミナーが開催されます。
それに参加する外国人獣医師のほとんどは専門医です。
専門医とは、獣医師免許を自国で取得した後に専門過程で3年ほどかけて指定の単位をとった獣医師で、希望すればだれにでも開かれている門ではありません。
日本には専門医という制度はないために、海外で専門医になって帰国する場合や、自称(他の人も認めることが多いのですが、)専門医という獣医師もいます。

逆に、海外であれば専門医しか参加しないようなコースに日本人獣医師であれば誰でも参加できることになります。

いろいろと壁もあります。
海外まで行くために費用、時間、そして言葉(英語)。
それを考えると、自己満足の世界なのかも知れませんが、機会をつくって参加したい思いが常にありました。

はじめて参加した海外の外科コースは、2年ほど前にアイオワ州立大学で行われたものでした。それから2年が過ぎて、先月再度アイオワ州立大学の神経外科のコースに参加しました。

前回同様、日本人は僕だけ。
定員25名のとてもアットホームなコースです。
3日間のコースでは、2日目の夜にコースのリーダーである教授の自宅でのパーティーもありました。
南米、ヨーロッパ、オーストラリア、などのいろいろな国からの参加者があり、それぞれの国の事情を聞くこともできました。

僕が留守の間に、日本橋動物病で懸命に仕事をしてくれるスタッフにはいろいろと負担をかけます。
海外留学の経験がない僕が唯一いろいろな国の専門医の方々と同じことを学ぶ機会がある場面ですので、年に1-2回は行きたいと考えています。

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