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毛包虫症 - 犬の皮膚病 -

桜の木に葉っぱが目立ち始めましたね。
次は鮮やかな新緑が待ち遠しくなります。
そして桜が散ると杉花粉症もそろそろ終わりですねhappy01

腰に広めの脱毛があるワンちゃんが来院されましたよ。
かれこれ長年の皮膚病だそうですthink
これまではシャンプーを中心とした、いわゆるスキンケアをされていたようです。

皮膚病は慢性でまた再発も多いために、スッキリと完治を期待される方々の中にはいろいろな動物病院で治療を試みてみられる方々も多くいらっしゃいます。

しっかりと治すことができる皮膚病と、完治は目指せないまでも、良い状態にしてからそれを維持することができる皮膚病と、区別します。

しかしながらやはり飼い主さんの心情としましては、どうにか完治しないものだろうかという期待はいつでもあるはずです。
しかし年の単位で続いている皮膚病はうまくつきあっていかなければならないものが多いものです。

完治しないタイプの皮膚病は、多くの場合治療やスキンケアを全くしなくてもよいということはありませんが、よい状態は維持できます。

今回は治るタイプかどうか。
まずは一通りの検査を行いました。
すると毛包虫というダニが毛穴の中からたくさん見つかりました。

飼い主さんにも毛包虫を映し出した顕微鏡の画像を大きなモニタで見ていただいて、その数が多いこと確認しました。
詳細は割愛しなければなりませんが、数年間の脱毛はこの毛包虫が原因かもしれず、そうであれば、簡単には治らないかも知れません。

飼い主さんも長年の脱毛の原因がわかったことで嬉しい反面、体に何かしらの免疫異常などがあることも考えられますので、諸手を挙げてとはいかないろことでした。

まずは治せるところからひとつずつ治していきましょうね。
そうお話をしました。
飼い主さんも少し笑顔でしたconfident

まずはお薬を飲みながら、定期的に皮膚の検査をして毛包虫が減っているかどうかなどの検査をします。
すっきりと治せる可能性がある病気。

少しばかりの長丁場ですが、一緒に頑張っていこうと思っています。
少しばかり涼しげな腰にきれいに毛が生えそろいますようにconfident

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