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2016年2月

お知らせがあります。

<お知らせ>********************************************************
2月20日(土)の診療担当

午前 9時から12時 園田
午後 5時から8時 岸田

※ 園田は皮膚科の認定医講習に参加するために午後おりません。
5時からの診療は岸田が担当いたします。
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一流の仕事

寒さが和らいできましたね。
今日は休診日でしたので、久しぶりにゆっくりと朝食をとりました。
隅田川のテラスでぼ〜っとしながらcoldsweats01
川面に映る朝日まぶしくて、直接の日光も暑いくらいでした。

昨年から読み込んでいる本があります。
肝臓外科の本です。
動物用にはこのような良書はありませんので、ヒトの肝臓外科の本です。
2冊の本を読んでいました。

肝臓外科とは、肝臓にできた癌を取り除くための手術を行うのがほとんどです。

そしてこの肝臓の外科は他の手術と比べてとても特殊です。
僕の印象は、肝臓を血液をたっぷりと含んだスポンジだとすると、その血液を1滴も漏らずに、スポンジを半分に切る。そんな感じです。
何だか手品みたいですが、あくまで印象です。

通常は肝臓に網の目のように走る細かな血管や大きな血管、そして胆管というものを電気や超音波といったものを使ってシールします。
しかし、この本には、当然ながらそのシールする方法もありながら、それとは別にひたすら糸を使って手で血管を縛る方法で肝臓外科の手術数で日本一を誇るドクターによる記載がありました。

概要としては、まず肝臓を小さくつぶします。
鉗子というもので行います。
肝臓の細胞はとてももろいので、つぶれてしまいますが、血管は肝臓の細胞よりは丈夫なので残ります。
その残った血管を糸で縛ります。
そこを切断。
ひたすたひたすらこの繰り返しです。
小さくつぶして血管などを露出して糸でくくって切る。
また小さくつぶして...。
そしてこの血管はおおよそ糸ほどの太さしかありません。
中には、糸よりも細い血管もあります。
1回の手術で結ぶ糸は200から300ほどということでした。
近道はしない。
あえて遠回りをして必ずよい結果を残す。

この、肝臓はつぶれますが、血管は残る微妙な力加減に適した鉗子も特別に存在しました。
この日本一の肝臓外科医、世界的な肝臓外科の権威でいらっしゃるドクターの名前のついた鉗子です。

その先生は外科の教授で大学の医学部長です。
この鉗子を使わせてもらいたいと思いました。

この鉗子は先生の特注品です。
まずは鉗子を作っている会社へ連絡をしました。
幸いに、その会社は当院から近いところにあり、当院の横の道をよく通られるということで、社長さん自らいくつかの鉗子を持って来ていただきました。
ちょうどね、先生の鉗子を預かって来ているんですよ。
と、実際にご本人が使われている鉗子を見せて頂きました。
これは実際に使われている物。

欲しい旨お伝えしますと、快諾していただき、購入できることになりました。
獣医さんには初めて売りますよ。そう言われながら大きな声で笑っていらっしゃいました。
とてもお話ししやすい社長さんです。

あとは、本で知る方法しかありませんので、読み込んでいた訳ですが、鉗子を使っているところを見てみたい。そう思いまして、社長さんに先生の手術ビデオなど見せてもらえないでしょうか?もしかして、手術の見学とか。などどと聞いてみました。

社長さんはまたも豪快に笑いながら、お名刺ありましたら渡しておきましょう。
そい言って、先生へと秘書さんへ僕の名刺を渡していただけることになりました。
それから2-3日後に電話がありまして、手術の見学、いいそうですよ。
そうお返事をいただきました。

大学病院へは母親の入院のときに行ったくらいで、患者の家族としてのみでしたが、手術見学に行けるとは信じられませんでした。

獣医師仲間から聞いた話ですが、大学の動物病院へ手術見学に行こうと思っても、なかなか難しいよ。ということでした。
手術見学だけという、いわゆる都合の良いことはさせてもらえないようでした。

それが、人の肝臓手術で世界的権威、さらに日本一の手術数を誇るドクター。
何と懐が広いのでしょうか。
秘書さんもとても親切で、ご多忙な中、いろいろと予定調整をしていただきました。

大学病院の先生方の朝はとても早くて、朝のカンファレンスが7時30分からはじまります。そこから参加させていただいました。
8時30分からは外科と内科のカンファレンス。
回診の後で手術です。

僕は獣医師ですので、どこまで近いところで見せてもらえるかと思っていましたが、ドクター達のとても早い手術操作の中にありながら、とても細かな説明をしていただきながらの見学でした。

一流に仕事。
それを目の当たりにしました。
それは細やかで繊細な手術における手先だけのことではなく、まぎれもなく患者さんへの思い、気持ちや倫理観や使命感や責任感、思いやりといった、外科医の手や体を動かすための原動力でした。
そしてそれは関わった外科医の先生方、手術室の看護師さん全てにおいて一流でした。

手術手技を見せてもらいに行きましたが、学んだことは期待の枠を大きくはみ出し、当初の期待の何倍もの体験になりました。
僕の獣医師人生において、これを超える体験はいれまでもこれからもないであろうと考えています。

関わってくださったドクター達はみなさんともても親切で温かく、それまで考えていたお医者様の印象がかなり変わりました。
このようなドクターに手術をしていただけることは、何にも代え難い貴重なことだと思います。

またおいで。
そう言っていただきました。
また懸命に前に進んでから、伺おうと思っております。
この機会を作っていただいた多くの方々に感謝してもしきれない、そのような思いです。

寄り添うウサギ - ウサギの乳管炎 -

昨日は用事があって新潟にいました。
吹雪で視界が限定される程でしたが、きっちりと用事を済ませることができました。
日帰りで東京に帰って来ましたが、寒いはずの東京の冬の風が、新潟帰りの僕には少し春めいて感じましたよ。
もう2月ですし、確かに春は近づいているはずです。

当院には外国から来られて東京に住んでいらっしゃる方々も多く来院されます。
近くは中国、韓国、あとはタイ、アメリカ、イギリス、フランス、チリ、ドイツ、などなど。
日本語がとっても上手な方から、全く日本語を話されない方まで様々です。

今回、ウサギを連れて来られたのも外国から東京へ来られた方です。
どなたかご家族があるのかと思っていましたが、いろいろなお話でお一人でお住まいだと伺いました。
相棒のウサギさんと一緒に。

このウサギさんの胸に大きなできものができていました。
ウサギさんはどういう訳か体のいろいろなところに膿瘍と呼ばれるチーズのようなものが入ったできものをよく作ります。
病気ですので治療が必要ですが、ほとんどは、薬では治りません。
手術が必要です。

しかし、できる場所によっては手術でも治りません。
結果、治すことができないものとなります。

飼主さんはとても流暢な日本語で、いろいろと質問をされました。
ある程度お話ができた段階で、手術を決断されました。

僕も治すことができる、すなわち、手術でしっかりと解決できるのか、できないのかをお伝えする必要がありました。
触診で時間をかけて判断しました。
せっかく手術をしても、完全に治すことができないとなると、そもそも手術以外の選択がないとしても辛いものです。
今回は完治可能と判断しました。

ウサギさんの麻酔は、犬や猫とは異なります。
強くはないどうぶつですので、優しく優しく取り扱います。
今回はできものを取り除きますが、体の割には結構大きいものですので、手術時間がある程度は必要で、そのためにウサギさんの体力的にも負担がかかりそうでした。

慎重に麻酔はじめました。
ウサギさんは興奮を始めると、そのまま一気に急性循環障害で命に関わる転帰をたどることもあります。
そうなると途中でこちら側でできることはほとんどありません。
緊張などでドキドキする心臓をすばやく平常にもどすことができないように。
おそらくは自分のことであっても、コントロールができないものです。

こうならないように、慎重に麻酔を始めます。
そっとそっと優しく取り扱いながら、麻酔がきいたところで手術準備として剃毛や消毒を行います。

手術で切開するところを慎重に選びながら、通常のメスと電気メスを使いながらゆっくりと皮膚切開を行いました。

できものは乳腺に連続していて、乳腺組織もできものと一緒に取り除きます。
止血、血管の結紮、切断を繰り返しながら、できものを少しずつ体からはがしとりました。

僕はただただ手術を進めるだけで済むのは、麻酔管理を行ってくれる看護士が優秀だからです。
この手術に限りませんが、ほとんどの手術で僕が麻酔係の看護士に指示をすることはほぼありません。あっても手術全体をとおして1回か2回くらいで、細かな指示を続けるようなことはありません。
そして幸いなことに、僕の執刀する手術で麻酔で命に関わったという経験もありません。
スタッフに恵まれているといつも感謝しています。

できものは無事に取り除くことができ、日帰り予定だったウサギさんも飼主さんのものとへと夕方には帰っていきました。

病理診断は慢性化膿性乳管炎。
当院に来られた時にはかなり大きかったのですが、手術の決断は早くにしていただけましたので、それがまだ幸いでした。
また、この病気は完治しますから、これからも治療続ける必要はありません。

異国から東京へ。
そしてお一人でお住まいです。
かってな想像ばかりでは失礼かとも思いますが、毎日のお仕事が終わられ、お家に帰られますと、このウサギさんが出迎えてくれるはずです。

僕は勉強で海外に行くことはありますが、1週間程でも心細い思いをするこや不便を感じることがあります。
それが異国に住むとなるとまたどれだけ大変か。
そのような中でのウサギさんの力は大きいものだと思います。

これからも飼主さんに寄り添って。
かわいがってもらって欲しい。
そんな思いでした。

これからもずっと臆病者でいいみたいです。

テレビを観ました。
録画していたドキュメンタリー番組です。
同じ番組のそれぞれ別の日のものですが、2人の外科医のお話でした。
2人ともヒトのお医者さんです。

テレビで取り上げられる程ですので、特別秀でた実績のある外科医です。
おそらくは、この方々にしかなし得ない手術が数多くあるであろうと容易に推察できます。

つまりは、この方々にしか救えない命があるということです。
これまで数多くの難題に取り組み、懸命に明るい未来を作ってきた方だと思います。

その方々はお互いに面識があるのかは不明ですが、おそらくは同じ外科医でも異なる分野ですので、面識はなさそうですが、同じことをお話しされていました。

いつだって怖いですよ。

そのような内容でした。
手術に臨む時には、とにかく準備を怠らないこと。
一人の外科医は「手術は、始まる前には終わっている」くらいに事前準備が大切だと言いました。

僕は獣医師で、この方々のように、僕にしか救えない命はありません。
もし、僕が必死に健闘して守ることができた命があったとしても、それは他の誰かにもできたことでしょうし、もしかするともっと楽に、上手に成功を納められたかも知れません。

そのような僕でも、そのような僕だから、この外科医の方々のように、毎回ある程度の恐怖を抱きながら手術に臨んでいます。

おそらくはその恐怖心が大切なのだと思います。
恐怖心を抱く外科医は多くいるはずです。
そこから先は別れると思います。
準備を十分に行ってできるだけ恐怖心を希釈しようとする人と、怖い気持ちのまま突き進み、怖い気持ちのままで終わる人と。

僕は手術をするときに、思い浮かべるのは、元気になったどうぶつ達の姿と、手術中お家で成功を祈っていらっしゃる飼主さん達、そして僕の手術を全力でアシストしてくれる動物看護師達です。

そのみんなが笑顔になるように準備をしますし、手術の行程を一つずつ進めていきます。

特にうちの看護師達は、幸いなことに、僕が手術で失敗をするところを見たことがありません。だからでしょうか、信頼してくれています(そう願っています)。看護師達は僕の最も近くにいますから、突然手術中に無口になった僕の心の裡を読み解き、いろいろと先回りをしてくれます。僕は彼女達の一生懸命に応えたいという気持ちがあります。

こんな臆病な獣医師の手術に毎回しっかりとつき合ってくれて、逆に何回も助けてもらっています。
僕は臆病者だから、そう言うと看護師達は笑います。
臆病な姿を見せないように取り繕っているつもりです。
それが故に彼女達はそう思っていないのかも知れませんし、もしかすると、そんなことわかっていますと言うことかも知れません。

ちょっと話がそれましたが、臆病はどこかで克服できるものかも知れないと思っていました。
克服できないまま、獣医師になって20年が経とうとしています。

そんな中で観たテレビに励まされています。
これからもずっと臆病者でいいみたいです。
しっかりと成功を納め続けられるように。

天国のおじいちゃん

朝からいいお天気ですね。sun
それほど寒くはないですし、外で豆まきの行事があるところは多くの人で賑わいそうですね。
今日は休診日でしたからお昼は少しだけ出て、近くのお店のお弁当を買いにいきましたが、どこのお店も恵方巻き恵方巻きで驚きましたcoldsweats02
恵方巻きですとお腹がいっぱいになりすぎるような気がしましたから、動物病院の横で定食をいただきましたよ。
恵方巻きの多さにびっくりしました。

水天宮が新しく建て替わる前のことです。
小さなワンコを連れたおばあちゃんが、水天宮前交番でおまわりさん達とお話をされているのをよく見かけました。
おばあちゃんは手押し車と言うのでしょうか、歩きやすくするための小さな車で歩かれていました。
その横を小さなワンコがゆっくりと付いて歩く姿もよく見かけました。

ある日、そのワンコを連れておじいちゃんが来院されました。
よく交番でみかけるワンコのかかりつけとして、寄っていただけるようになりました。
大きな病気は少なかったのですが、咳が出たり、お腹をこわしたり。
ワンコを連れて来られるのはいつもおじいちゃんです。

かなり前のことですが、おじいちゃんはワンコのお薬を飲ませるようにおばあちゃんに言われたようでした。
しかしワンコに薬を飲ませるようにと言われたおばあちゃんは少しばかり物の理解が難しくなられていて。
おじいちゃんはそのことが心配ながらも、ワンコの薬の飲ませ方を間違えたのではないかとうちの動物病院へ相談に来られました。
この薬は数が合わないようだけど、飲ませ方を間違えたのではないだろうかという相談でした。
お話を聞くと、おばあちゃんが間違えたということで、叱ってから飛んで来た。そのような様子でした。

処方日や飲ませてもらっているはずの薬の数等を数えますと、ピッタリと一致していました。おばあちゃんは間違わずにワンコにしっかりとお薬を飲ませていらっしゃいました。

そのことをおじいちゃんにお話しすると、はっ、とした様子のおじいちゃんは受付のカインターからいすの方へ戻られ、そっと携帯電話をかけられました。
「ごめんね、間違いじゃなかったよ。ごめんね」
叱ってしまったおばあちゃんに、すぐにお伝えされたかったんですね。
ご自宅はうちから歩いて5分ほど。
それでも携帯電話で。

しばらくしておばちゃんが亡くなって。

何かあると、「一人だから大変だよ。」
そう言いながらおじいちゃんはいつも笑顔でした。
朝のラジオ体操には必ずワンコを連れて行かれ、たいそう仲間とワンコの話題になることがとても楽しい様子でした。

戦争体験のあるおじいちゃんからは、少しばかり戦争のときのお話も聞かせてもらいました。
明治座のところがね...。とか。

ある日、そのワンコを別の方が連れて来られました。
おじいちゃんの具合が悪いということでした。

そうしておじいちゃんも亡くなり。

その方がワンコを引き取られ、お世話されるようになりました。
そしてこの子には右耳の中に小さなできものがあり、それが原因で外耳炎が治りません。
手術をすれば治りますが、ワンコも高齢です。
心臓も気管も丈夫ではありません。

でも治らない外耳炎がかわいそうで、その方は思い切って手術を決断されました。
周りの方々からは大反対をされたそうです。
でも、私の決断でお願いします。

そう言われました。
それまで外耳炎の定期的な治療はもう何年も続いていました。
これで治せます。

老犬、心臓と気管。そしてちょこっと肥満confident
周りの反対を押し切ってでも手術を決断していただいた方にしっかりと向き合って。

麻酔をかけて、外耳道切開、腫瘍切除、とすすめました。
手術は無事に終わりましたが、手術から2日目に突然の気管虚脱からの呼吸停止がありました。
すぐに呼吸を補助するチューブを気管に入れて人工呼吸に切り替えました。

ワンコも手術を頑張ってくれましたし、周りの反対を押し切って連れて来ていただいたこともありますし。
生命力でしょうか、ちゃんと回復してくれました。

呼吸停止から回復することは多いことではありません。
そのまま心臓停止へ向かうことが多いことです。
奇跡的というような回復でした。

今は耳の手術痕の抜糸も終わり、いつものように元気です。
耳全く問題がなくなりました。

空の上からおじいちゃんが見ていてくださったのかも知れません。
おじいちゃん、ワンコの耳、よくなりましたよhappy01

猫さんが食べたもの

今日も一段と寒いですね。

雪でも降ってきそうですsnow


食欲と元気がなくなったネコさんが来院しました。
これまでもよく診せていただいていた猫さんです。
お家の方も、特別に心当たりがないということでしたが、いつもはよく食べる猫さんがほとんど食べません。

吐き気もありましたので、いくつか検査をしますと、お腹の中に何かあることがわかりました。
できものなのか、異物なのか。

しかしレントゲンでははっきりと写ってきません。
飼主さんは、食べ物以外は食べないと思います。ということでした。

腫瘍か異物かは開腹手術をしなければはっきりとしたことはわかりそうにありませんでしたが、いずれにしても開腹手術が必要だと考えていました。

飼主さんは手術を避ける方法はないだろうかとご相談されました。
もっと詳しく調べる物としてCT検査がありますよとご提案しました。
CT検査はかなり多くの情報を短時間に知ることのできるものですが、動物の場合には、基本的には鎮静や麻酔といった、どうぶつ達が検査中に動かないでいてもらう処置が必要です。

以前に、鎮静も麻酔もしないでタオル等でグルグル巻にして検査したという話を聞いたことがあります。何だかかわいそうな気がしましたが。

検査センターでCT検査を行うには、飼主さんにセンターまで猫さんを連れて行ってもらわなければなりませんが、今回は海外出張に出かけられるとのことで、うちの動物病院からスタッフが連れて行くことになりました。

そして検査でわかった物は...。
何かのキャップのようなものでした。

異物だったのです。
CT検査の結果を3D画像に加工して、海外にいらっしゃる飼主さんにメールでお送りしました。
腫瘍やその他のものではないことがわかり、手術で完全に治ることがわかりました。

飼主さんは、でも、これは何でしょうね?
と、依然異物にはお心当たりがなさそうでした。

まず、やることが決まりましたから、すぐに手術です。
手術で取り除くべき物も、それが腸のどこにあるかもわかっていましたら、迅速な手術ができました。
メスを入れる前には、ほぼ完全な計画が出来上がっていますから、僕も看護師もほぼ無言で淡々と手術は進んでいきます。

飼主さんはその後一時的にご帰国され、手術が終わった猫さんと、猫さんのお腹から出て来たキャップをご覧になりました。
あーー、この子がよく遊んでいる物の一部です。
実物をご覧になり、やっと何かがおわかりになられたようでした。

猫さんはしばらく入院でしたが、その間、飼主さんはまた海外へ。
真冬に寒い国へのお仕事のようでした。
帰国に合わせて退院でした。

猫さんは何でも良く食べる、いくらか多食らいの子になっていました。
飼主さんも安心され、笑顔で連れて帰られました。

お仕事中はメールでしかやり取りができませんでしたが、猫さんが具合を悪くした原因も、治療法も、そして予後もわかっていましたから、飼主さんの心配は比較的少なめだったと思います。

そして元気に抜糸に連れて来ていただき、そのときの体重も増えていてhappy01
しばらく思うように食べられませんでしたから、たくさん食べて少しばかりマルマルとなって欲しいものですconfident

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