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2016年4月

歴史的な瞬間

水天宮が新しくなりました。
耐震強化と噂されていました。
大きくなって、近代的というか伝統的と言うか。

少し特をしたことがあります。
よく神社の鳥居が青緑色に錆びているのを見ます。
この鳥居もおそらくはもとはピカピカの銅の輝きを放っていたと思われますが、歴史ある神社の鳥居が建立からどれくらい輝いていて、どれくらいから緑青に覆われ始めるのかはさっぱりわかりませんでした。
あまり興味もなかったのですが。

今回水天宮の光り輝く銅色の鳥居の取り付け直後を見ました。
周りを遮蔽するものがなければ、きっと遠くからも目を引いただろうと思われる見事な色でした。

これもいつかは錆てしまうのだろうと。
歴史のずっと先で、あの頃は、と思うのかもしれないと眺めていました。
ところが、その時は想像よりもずっとずっと早くに訪れました。
おそらく1週間、2週間という早さです。
4月のはじめに一般参拝客も境内への立ち入りが許されて、まだ1月も経ちませんが、すでに光輝く姿はありません。

まるで桜のように。
あの遠くまで届きそうな輝きは、むしろ桜が散るよりも早くに緑青へと向かいました。
取り付けられた頃の輝きはこの建物の歴史からすると一瞬よりも短い時間だったのかも知れません。

意識して輝く姿を目に焼き付けた者としては、大変に貴重な物を見せてもらった。そう思っています。

当院の入り口からは、満開の桜越しに水天宮が見えていましたが、今は生命の躍動を感じさせられる新緑越しに見ています。

そう言えば、当院はこの桜の時期に9周年を迎えました。
感謝しかありません。
皆様の期待に応えられますように努力します。

日帰りで鹿児島

最近雨が多いですね。

気温もなかなか上がりませんが、その分五月晴れが待ち遠しくなります。


昨日は日帰りで鹿児島に行って来ました。
整形外科の手術をして来ました。
膝の関節に問題があって、歩いているとときどき足を挙げるのだそうです。
膝蓋骨内方脱臼と呼ばれるものです。
最近はパテラという言葉もある程度一般的になりました。
いくつかの手技を様子を見ながら組み合わせて行いますので、この方法が全てに適合するといった手術とは異なります。

日帰りで鹿児島に行くのは、当院が休診日の日です。
朝4時30分頃に起きて、いろいろと支度をして箱崎へ。
箱崎を5時40分に出る羽田行きに乗りました。

飛行機で鹿児島に着いたのは8時30分。
ここから動物病院のある市内までバス移動しました。
ちょっと時間の勘違いもあり、ゆっくりと朝食をとる予定でしたが食べそびれてしまいました。

動物病院到着が9時30分。
もう麻酔が始まるところでしたので、事前に送ってもらっていたレントゲンをもう一度確認し、はじめて出会うワンコの触診をして麻酔を開始してもらいました。

あちらの動物看護士さんに手伝ってもらいながら手術を進めました。
皮膚を切開し、関節を露出します。

太ももの骨の終わりのところに、膝のお皿が収まるくぼみがあります。
そこを深くする手術から始めました。
ノコ、メス、トンカチ、などを使いながらブロックリセッションと呼ばれる方法でこの溝を深くしました。

膝のお皿はいくつかの筋肉に引っ張られています。
脱臼する方向へも引っ張る筋肉があります。
これがあるために、いろいろな手技を用いて脱臼を制御しようとしても、結局臨まない方向へお皿が引っ張られてしまうために脱臼することがあります。
今回はこのお皿にかかる筋肉の力にも手を加え、脱臼しないようにしました。

さらにスネの骨(脛骨)のねじれに矯正を加え終了です。

おおよその予定どおりの時間に終わったので、そのまま空港へ。
空港で少しだけゆっくりとできました。

飛行機では飲み物のサービスを受けられない程熟睡しました。
羽田に着いて何だか不思議な感覚になりました。
早朝に来て、鹿児島に少しばかりいて、また羽田です。
あまり日帰りする距離ではないかも知れませんが、便利に移動できるのでありがたいことです。

来週の水曜日は狂犬病予防接種の集合注射です。
この仕事をしていますと、本当のお休みというものは期待してはいけませんが、集合注射は午前中のみ。
午後は少しゆっくりしようと思っています。

祝・復帰!

桜のことを書こうかと思っていましたが、過ぎて新緑の季節になりそうです。
水天宮も新しくなり、久しぶりに戌の日の長い行列がありましたよ。
前の日曜日でしたから、まだ沿道の桜が楽しめました。

昨日の月曜日から、それまでおよそ1年間産前産後休暇から育児休暇へと休暇を取っていた看護士が復帰しました。
現在当院には看護士が5名おりますが、そのうち2名は当院での仕事を始めてから結婚し、出産し、子育てをするお母さんです。

この業界ではめずらしいことだと思います。
結構過酷な仕事ですし、体力も必要です。
産前休暇前などは、そんなに働いて大丈夫なのかと、大きなお腹に僕の方が不安になります。

来院される方に、そのことをご存知の方がいらっっしゃいます。
職場の環境がよいのではないかと言ってもらえることがあります。
ある意味そうかも知れませんが、これは間違いなく看護士同士が仲良しだということに他なりません。

お互いに仕事に厳しく、お互いによい仕事を誇れる仲です。
だからこそ大きなお腹で頑張ってくれたり、復帰してくれたりなのだと思います。

動物病院には予防でこられる方以外は、病気や怪我で辛い状態の子が多く来ます。
飼主さんも同様に心を痛めていらっしゃいます。
そのような方々をいつもと同じ優しい顔で迎えてくれる看護士はとても貴重な存在です。

結束力が高い看護士達ですので、僕も刺激を受けています。
完全に「内部顧客」のような存在で、彼女達は僕の仕事にも目を光らせています。
頼もしい中で、プロフェッショナルの目で常に見られていますので、おかしなことはできません。

だから僕も頑張れます。
まずは復帰おめでとう。
これからもよろしくお願いします。

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